ディシディア ファイナルファンタジー PSP 〜実はお勧め！
ファイナルファンタジーのスピンアウト作品、なんですが…！ これがかなり面白い！
過去のナンバーズタイトルに出演したファイナルファンタジーのキャラクターが、カオスとコスモスの陣営に分かれて揃い踏み、というお祭り的なアクションバトル、というゲームなんですが、上手にアクションを組み立てており楽しめます。
● DISSIDIA FINAL FANTASY スコールvsバッツ
正直なところ、CCFF7*1のアクションとしての駄目っぷりがあったので、警戒していたものの、れのんさんが興味があると言っていたし、僕自身もジェクトでティーダをコテンパンに出来る！*2というコンセプトを実現するべく、早速購入となった次第です。
初めて暫くは、アビリティが少ないので、どうしても窮屈＆退屈なバトルが展開されるのですが、逆にキャラ固有＆共通のアビリティを覚えると、FF7AC*3のラストシーンもかくや、という戦闘を繰り広げる事が出来ます。
しかし、よしつね的に一番なのはドリームマッチとリプレイセーブですねぇ。
例えばこんなのとか。そうそう、キャスト*4も実は豪華。
● DISSIDIA FINAL FANTASY フリオニールvsゴルベーザ様
その他のお気に入りとしては、最近のメモリーカード事情を考慮してか、とにかくリプレイの扱いが丁寧で良い感じ。
普通にセーブしてPSPに溜め込むだけでなく、自分でカメラ位置を編集したり、AVIファイルに書き出すことが出来ます。今回使用した動画も、全てPSPでソフトで行っている*5んですよね。
こんなにお手軽にアップできるんですから、是非とも買った人はリプレイをアップロードして欲しいなぁと思います。
アクションが苦手、という人にも一応の配慮があります。
● DISSIDIA FINAL FANTASY 【コマンドバトル】ティーダvsジェクト
しっかし、配慮と言っても、普通に操作するのに比べて自由度は決して高くないので、やっぱり慣れたら普通に操作するアクションモードをお勧めします。
何故かと言うと状況に応じたコマンド選択、コマンド入力のタイミングが本当にシビア！ごらんの有様だよ！*6ってな訳で、普通に操作した方がよっぽど簡単、と言う次第でもあります。
んでもまぁ、揺れる電車の中でコマンドミスをするとか、女の子にやらせてみて、状況に応じて『はいっ、そこでたたかう*7！』『ゲージがたまったら、ウェポンを選ぼう！』とか言って遊んでみるのも一興かと。
格闘ゲームとしてのあらはあるかもしれませんが、アクティブRPG、と考えるとかなりいい出来なんじゃないかなぁと思います。
マストバイ、とまでは言えませんが、過去のFFのナンバーズを遊んできた人には十分お勧めできると思います。やりこみの要素も十分にありますからね。
*1:クライシス コア ファイナルファンタジーVIIの略。アクションRPGの体裁を取っているものの、スロットでレベルアップという微妙に解りづらいシステムや、そも、戦闘自体があまり面白みに欠けるという事で、スピンアウト作品の中でもあまり人気とならなかった作品。…まぁ、正直なところ、FFのスピンアウト作品が人気になった試しは…あった、かなぁ…？
*2:個人的にはFFXは親父連中が実に良い味を出している作品だと思います。んまぁ、基本的にFFは主人公は空気(特に最近のナンバーズタイトルはそう)、けれどもおっさんが実にカッコいいというイメージがありますけれど。その中でジェクトは特にお気に入り。自分の息子に向かって『泣くぞぉ泣くぞぉ〜ほぉら泣くぞぉ〜！』はお気に入りの台詞。ある意味理想の親父…ではあるものの、ああいう風には僕は生きられない、けれどね
*3:ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレンの略。FFの映画失敗にも懲りずに出された映像作品。でも、映画に比べ、モチーフがFF7であったため、少なくとも映画に比べるとなんぼかマシの評価を得ている。寧ろ、FFの映像作品で最も成功したのはFF:U(ファイナルファンタジー:アンリミテッド)。本来は一年間の放映を予定していたものの、映画の失敗で打ち切りとなった不遇の作品。大人気というほどではないが、異世界での旅路というテーマを良くこなしており、一定の評価を得ている
*4:カオスに若本御大、ガーランドに内海賢二、ケフカに千葉繁、アルティミシアに田中敦子とそれはもう、こんなに贅沢な使い方を出来るのが不思議ってくらい。それから、役者さんも。ゴルベーザ様に鹿賀丈史、ナレーションのシドに菅原文太。しっかし何で彼らをキャスティングしたんでしょう、ねぇ？
*5:しかし、AVIで出力したファイルの動画品質はかなり良いのですが、youtubeのエンコードと相性が良くないのか、かなりぼやけてしまいます。上手くエンコードする方法、無いんですかねぇ。出来ればもうちょっと、品質を上げたいんですよね。天野キャラの3Dにしては、結構頑張っていますから。天野氏はFFでメイン張っていた頃は大好きだったんですが、最近の『画伯』っぷりがどーにも鼻について、あんまり好きになれないです。でも、絵は良いんですよねぇ絵は。絵に罪は無し
*6:最近、とみに好きです。『ごらんの有様だよ！』掴まされた人って、やっぱ…いるんだろうなぁ。何のことか解らない人は、このサイトの動画をどうぞ。http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50782267.html
*7:コマンドで「たたかう」が入っていると、ninaさんが言っていたことって、本当だったんだ…と改めて思い知らされる次第
