体験版で遊ぼう! 〜Xbox360版ミラーズエッジ&トムクランシーズ・エンドウォー

Xbox360には、マーケットプレースという体験版やゲームのPVを配信しているシステムがあるんですね。
今回は、興味がある2本を遊んでみました。


● ミラーズエッジ
こちらはつい最近、痛いニュースでこんな事をされていました。



正直、よしつねはハリウッド系アジアンビューティは好みじゃないのですが、それとゲームは別です、ええそりゃ勿論。…ばっ、ばっ、ばかにするなぁ!


…さておき。
ゲームは近未来、全ての情報は監視され、機密情報授受にランナーというフィジカルに秀でた集団に依頼を行う、という世界です。
これがまた、ソリッドでハレーションの効いたビジュアルからいい雰囲気が出ているんですよね。
んで、今まででしたら、こうしたゲームの表現はサードパーソン、つまりは自分の姿が見えている状態で行うのが常、だったのですが、このゲームでは自分自身が見えない、所謂ファーストパーソンで進んでいくんですよね。
ビルの谷間を生身の感覚で、正に脱兎の如く進んでいく感覚は、攻殻機動隊草薙素子、と想像されるかもしれませんが…僕が想像したのは鉄腕バーディ*1だったりするんですよね。
実際、殆ど素手で進んで行きますし、普通のFPSの様に武器を常に構えて進むのではなく、機動力を活かしたバトルは常に素手、相手の銃撃は基本的に避け、素早く武装解除して反撃もしくは『逃走』というのがこのゲームのセオリーです。
英語版も十分楽しめそうですが、こちらは日本語版の訳が秀逸なので、日本語版を購入予定です。
元々、SFファンというよりSFゴロなよしつねですので、クリアな音楽、カメラをかいくぐりビルからビルを失踪という、こういう雰囲気のゲームには滅法、弱いんですよね。内容としては変わったFPS、なんですがマッチョがもりもりフルスイング!もいいけれど、おねーさんが華麗にジャンプ、ジップワイヤー、そしてウォールラン*2というのもたまらないものがあります。


正直なところ、ninaさん指摘の通り慣れたFPSプレイヤーには簡単なのですが、このゲームもプレイヤースキルの向上が手に取るように解る、ゲームらしい良いゲームだと思います。パブリッシャーがEAという点を除けば!*3
現在、amazonお急ぎ便で検討中…。


● トム・クランシーズ・エンドウォー
こちらはトム・クランシーシリーズの最新作*4リアルタイムストラテジーゲームです。


このゲームの最大の特徴はインカムを使って、音声でユニットへ命令を下せる、所謂ボイスコマンド仕様なんですよね。
もうガサラキメタルフェイクパイロット*5の様に、半分鼻血たらしながらUNIT 1 AIRSTRIKE TARGET!とか言っているわけですよ、このよしつねがっ!*6


んまぁ、それは良しとしても…。
正直、正常に音声を認識してくれないのが音声認識の常でありまして、流石にメリケンの国で生産されたものですからネイティブジャパニーズのよしつねの言など『ハァ?(AA略な訳でして…いや、それでも、言い訳するが、普通の英単語は全く問題なく認識してくれるんですよ。
だがしかし、数字だけは、『one』だけは認識しない。しても『four』と解釈されるンですよねぇ…全くもう。
お陰で、ソロキャンペーンで遊んでいると、第一部隊を動かしたいのに第四部隊を動かす命令になってしまい、オペレーターのおねーさんにオペレーターのおねーさんに『そんな部隊は存在しませんよ、メタボ豚?』とか『その命令は実行できません、このスカタン!』*7とか罵られている次第です。
RTSの最大の弱点、というかプレイヤーのブレイクスルーとして存在していた、絶対的な操作量及び操作スピードというのを解決するいい手段だとは思うのですが…いかんせん、ゲーム機で音声認識って、やっぱりまだまだ、難しいんだろうか、なぁ。
それでも、ゲーム自体は十分楽しめるし、無論、コントローラでも遊べる仕様にはなっております。
こちらは、日本語版が来年1月末に発売予定なので、もう少し検討しています。


と言う訳で、Xbox360の体験版の世界、如何ですか?
体験版と言っても、オンラインで対戦、協力プレイが可能なタイトル*8も多くリリースされているので、興味がある方は積極的に試して見るといいかも。

*1:更に行ってしまうと、もっと動きは落ち着いている。アンチハリウッドのCGなし、体当たりアクションといった感じ。だからこそ、妙な説得力があったりします

*2:ジップワイヤー:所謂渡り綱。パイプの上などをバランスをとりながら歩くというのもあれば、某国の山岳地帯もかくや、という感じでビルとビルの間のロープを滑り降りていく、というのもある

*3:このゲームはオンラインの要素はコースのタイムトライアルしかないので、そうそう邪険にする必要は無いのですが…とにかく、最近のEAはパブリッシャーとして為すべき事をしていない気がする。クオリティチェック然り、プロテクト管理然り、そして、サポート然り…!

*4:H.A.W.X.という、エースコンバット風のゲームもラインナップとして挙がっているので、最新作、と言えるかはちょっと微妙。H.A.W.X.は実は、ちょっと期待している

*5:メタルフェイクはアニメ・ガサラキに登場する、人工筋肉をベースとした二足歩行兵器の名称。ちなみに作中ではタクティカルアーマーという呼称もある。そも、この作品はボトムズの高橋監督作品なので、リアル系の描写であり、二足歩行兵器に搭乗する際の問題点(独特の操縦感覚や戦場における心理的影響など。挙げればきりがない)を随所に盛り込んでいる良作。そして、そのメタルフェイクの操縦負荷を軽減するために音声入力を採用しているんだけれども、偽装解除→ターゲット確認、捕捉→武装選択→射撃の一連の命令を音声で行っている描写があるんですが…よしつねの素直な感想としては『舌を噛みそう』。ましてや、激しい上下、左右運動を『望まれて行っている』二足歩行兵器において、喋るという行為はひじょーに危険極まりない、のではないかなぁ…?

*6:この、妖怪食っちゃ寝メタボリックESpecial!がっ!想像すると笑えるだろう!つか笑え!

*7:メタボ豚とかスカタンとかは、僕の脳内以外では聞こえない仕様です

*8:バイオハザード5Left 4 Deadの協力プレイが体験版で可能。この辺の整備はやっぱり、Xbox360に一日の長がある気がします