ゴッドオブウォー 落日の悲愴曲 PSP

と言う訳で、今度はPSP版のゴッドオブウォーです。


いきなりクライマックス!*1Yes!Yes!!
正直なところ、PS2版に比べると、アクション&ヴァイオレンスとしては、ほんのちょっぴり弱いかな?というPSP版、ですが…。


のっけ、ペルシャの送り込んできたバジリスクを撃退する途中、何か寄り道できる? って感じの通路に行ってみると、半裸というよりほぼ全裸と言う表現が的確なおねーさんがくんずほぐれず『ありがとうございます、ご主人様…是非、お礼をお受けとりくださいませ…』と、その傍らにひざまづくクレイトス。
もう、やることぁ一つ、ワンアンドオンリーですよっ!師匠!


そうなんですよね、いきなりギシギシアンアンが開始、何とも悩ましげなおねーさんが、最強にして最凶のスパルタ人である僕のコマンド入力を待っているんですよ。いや、マジで、文字通りの意味*2で。
ああっ、また蝋燭が消えちまったよっ!*3


…とまぁ、初っ端から飛ばしまくりましたが、実際良く出来ています。
グラフィックの出来はPS2の時でもそうでしたがPS3意味ねーなぁ!って言い切れる出来で、少なくともPSP内ではトップクラスの出来です。
そして、暴れる蛮族はヴァイオレンスに溢れているものの、敵はPS2版より歯応えあり、といった印象です。


PS2版のゴッドオブウォー2が謎掛けというか、ギミッククリアに重点が置かれているのですが、PSP版は逆にアクションに重きが置かれております。
とにかく敵のチェックが厳しいので、それをどうやってクリアしていくか、というのが楽しいです。難易度の調整はPS2譲りでとてもよく出来ておりますし、難しすぎる!とかクリアできない!と言う場合でもイージーモード設定が途中から可能であったりしますしね。


んで。
やっぱり比べてしまうのが、デビルメイクライですが…個人的には、デビルメイクライの中途半端かつ、ややこしすぎるシステムに色男ばかりよりも禿マッチョが飛双剣をぶんぶん振り回す方が性に合っています。
デビルメイクライは、確かに面白いし、ゴッドオブウォーの様に、明らかに理不尽な謎掛けは無いのですが…しかし、基本となるアクションの楽しさという点からは、どんどんかけ離れて行っている気がします。故に、ゴッドオブウォーをお勧めする次第。


もし、遊ぶゲームがちょっと無いなぁ、という方。久々にPS2orPSPを出してみてはいかが?

*1:デコゲーの秀作、エドワード・ランディより。デコゲーって名台詞が多いよね?

*2:CSコマンドと言う、昔で言うところのLDゲームの様に、タイミング良く指定されたコマンドを入力すると、どんどんゲームが展開していくというもの。最近…といっても結構前だが…だと、シェンムーかな?

*3:コマンド入力が失敗するとこうなる。序盤にしては、なかなか難しいコマンドだったりする