まず金と女を調べろ

これから書く事は僕の全てでは無いと言っておきますが、かといって絶対に否定できない部分として持っているものです。


まーまず、このエントリを読んだんだな。



この文章、要約するとタイトル通りなんだけれど、オレは駄目なんだよでもキミと付き合いたいんだ、というなんともぶっちゃけなトークなんだけれど。
しかし…。
これはそもそも、好きとか嫌いとか最初に言い出したのは〜♪というレベルじゃなかったって事なんじゃないか。
恋愛対象として見ているのであれば、多少なりとも脳汁が出て、あばたもえくぼとなるのが筋、だからねぇ。


に、しても。
何というか、男女の役割が逆になっているな、と痛感した。
んでこれ。



これを読んだ上で、先の文章を鑑みると…最低限でも金くらいは何とかできるだろ?と思った次第。


そしていきなり今日のハイライト。
『この両親の気持ちは十分すぎるくらい解るぞ。』
そりゃそーだろう。金というのは、唯一無二の現実に対抗する手段*1なんだから、というのが僕の考え。


確かに、金で買えないものもある事は十二分に知っています。僕も30年以上生きていれば、それくらいの分別は付くんですけれど、ねぇ。
生きるために必要な、最低限の金さえ確保できない奴に説得力は全く感じないんですよ。
例えば、日々生きるだけでも食い物を買わなきゃならない。病気や怪我をしたら医者に診てもらう為に保険や診察料が必要。電気やガス、水だって買わなきゃならない。そして、ただ生きているだけでは文化的とは言えないので、その他諸々…。
つまりはそういう事なんですよ。
よく2chなどで金が無いとか金が全てではないとか仕事が無い*2とかのたもうている連中が居るがじゃあ、貴様等は現実に対抗できる武器も無いのにどうやって生き抜くんだ?と、不思議に思う瞬間がある。


僕に仮に嫁さんがいるとしたら、苦労は極力かけたくないと思うし、病気や怪我をしたならば自分の事などどうでもいいから救ってやりたいと思うし、美味しいものを食べたり楽しい時間を過ごすにはやはりそれなりお金が必要、なんですよね。


それでは。話がバラバラになる前にまとめましょう。
確かに、一緒に居てワクワクする、色々と楽しませてくれる、そんな好きな人と一緒に居たいというのはとてもよく解ります。翻って、一緒に居て楽しくも無ければ、現実に対抗できない人間とは一緒に居たくない、というのも解ります。


きっと、この辺はバランス感覚なんだと思うんだけれどね。


気持ちだけでも、金だけでも駄目なんだよ。
しかし、必要最低限の金すら手に出来ない人間に愛を、ものを語る資格があるかどうか…僕はたまに疑問に思う節があります。


五体満足で脳みそも付いているならば…未来を作れ。

*1:因みに、士郎正宗攻殻機動隊の冒頭で『国家、人種、宗教、思想を越える唯一の言語』と言っていた。真理である

*2:こちらはちょっと、今回の趣旨と異なるかもしれない。でも、突っ込みどころとして残しておく