ごーるどえくすぺりえんす?

基本的に自宅警備中のよしつね*1ですが、今年のゴールデンウィークはちょっと楽しめました。


■ ねんがんのふじきゅうをてにいれた!
あ、いや、嘘です、手になんか入れていませんが、行ってきました、はい。
よしつねは遊園地、特にライドもののアトラクションが大好きでして、今回、行く機会があったので行ってきましたが…初っ端から渋滞にぶち当たり、前途多難な道程でした。


5月4日…通常、この時期でも富士の裾野というとちょっとでも曇っていればもう、極寒の地となる筈、だったのですが…当日は『おめーの思い通りに行くものか、けっへっけ…!』と神がのたもうたんじゃないかと思うくらいの好天でして。


鶴岡さんに僕が以前から『ユーえんちいきてーなーゆーえんち、ゆーえんちいいよゆーえんち、ライド物サイコー!』と散々垂れていたので、鶴岡さんの友人と連れ立って富士へとドライブ、残りの慣らし運転を消化しつつ、富士急ハイランドで遊んでしまおう!というゴージャスデリシャスデカルチャーなイベントを企画してもらいました。


当初、渋滞を避けるためにわざわざ中央道ルートから東名ルートに切り替えたものの本当にこの国の自動車産業は不況に喘ぐのか?と思える大渋滞発生。とにかく東名の分岐を越えたあたりから全く動かなくなって、裏道等を駆使しつつも、比較的のんびりペースだった事もあり、到着、入園は14時を回る結果となりました。


更に驚いたのが、富士急の三大ライドアトラクションである『ええじゃないか』『FUJIYAMA』『ドドンパ』が軒並み2時間待ち、ええじゃないかに至っては、3時間半と言う脅威の待ち時間、というか、そんなに待ったら他のに全く乗れんだろう!と言う訳で、今回はメジャーなライド物をパスして、パスポートを購入せずにチケットで遊ぶ事に。


■ 実は凄いんだよね、レッドタワー
チケット売り場の前で検討した後、比較的空いていそうな『トンデミーナ』とよしつねオススメの『レッドタワー』のチケットを購入して、まずは『レッドタワー』へ。
1時間待ちというと、とんでもなく長い時間なのであるがこの日の富士急ではかなり空いている時間、マジですか?という状態。


さて、このレッドタワー、どういったアトラクションかというと…所謂フリーフォールって奴です。シートに付くと空高く上空52mまで垂直に持ち上げられた後に、ほぼ自由落下*2を行い、その後、地上数mのところで急速上昇、半分くらい持ち上がれば減速されて地上へ降りるという、身も蓋も無い言い方をすれば、着座バンジージャンプというライドアトラクションです。


このアトラクションを楽しむコツはたった一つ。とてもシンプル。
昼間は入り口に一番近い4人シート、夜は反対側の4人シートに座る事だけです。昼間、晴れていれば富士の絶景が見られますし、夜は富士の反対側の方が夜景がとても美しく、それだけでも乗る価値があります。


そしてこのアトラクション、最大の楽しみは上空での数秒*3の待機と、落下後の上昇G*4です。


そも、人間は横Gというのは比較的体験するもの*5なのですが、縦のGに対し、普通の人間は全くと言って耐性が無いのが常。
このしわぶくろさんが『きゅぅ』となる感覚骨が透ける様な感覚は、怖くもあり快感でもあり、実は他のライドと比べてかなりの非日常体験を簡単に味わえる、いいアトラクションだと思いますよ。


最後に…待ち時間の間、上空で何かを叫ぶ『カカロット、貴様が一番だ』大会やら、僕等の一つ手前のグループにいた中学生に向けてこっそりと某吸血鬼よろしく「悲鳴をあげろ…豚のような悲鳴をな…!」と言ったかと思えば、その中学生が『きぃやぁぁぁぁ〜』という悲鳴を『びっぎゃーだもの!天然物サイコー!』とのたもうた鶴岡さんですが、レッドタワーで落ちている最中、みさくら語を絶叫していました。
いや、カカロットじゃなくて鶴岡八幡、貴様が一番でしたよもう。
落ちた直後に爆笑してしまったじゃないですかもう。


後半に続きます。

*1:とは言うものの、オファーやら打ち合わせ予定もあって、あんまり気が抜けないんですよね

*2:厳密には若干のブレーキングがされている感じがします。最高速度が65km/hとありますので、多分油圧か何かで多少の制御はしているようです

*3:実際には10秒と無いのですが、感覚的には1分近く待機しているように思えてくるので不思議

*4:公式サイトhttp://www.fujiq.jp/attraction/redtower.htmlでは最大+4Gだそうだ。シャトルの離陸時とほぼ同じくらい

*5:車に乗ったり、電車に乗ったりと意外な程に横Gを体験する機会はあるもんです