またまた普通のお話から

スカイ・クロラのネタを探していたところ…。



英語的な発音だと『スカィ・クラゥラース』って聞こえると思うんだけれど、訳せば『空を這う者たち』ってところかな?
物語としては空戦主体になるのだけれど…どんな感じなんだろう。
宮崎駿とよく比較されているみたいなんだけれども、これは実はあんまり意味が無いんじゃないだろうかなぁ。



んで、思い出したのがこのゲーム。
子供が空戦をする、ってところ以外に共通点は無いのだけれど、かなり歯ごたえがあるケイブのシューティング。まだ稼動しているお店もあるかもしれないし、噂の『ゲーセンエミュ』もあることだし、探してみるといいかもしれません。但し、難易度は高め。



んでこれ。
これを書いた方は難しい、理解不能な事をとりあえず置いておく、って事が出来ないんだろうなぁ…。全てにおいて、結論をつけるって事が自分以外に出来ないんだよね。
そも、押井監督の作品は士郎正宗よろしく『薀蓄を読み解く楽しさ』…神林長平とかと一緒で『押井ルーティン』自体を楽しむって方法もあると思う。
そして、パトレイバー2以降の作品こそ、押井守の考えを押し出した作品なので、そのあたりを見ていないのでは、ちょっと。押井監督大好きっ娘の僕だって『赤い眼鏡』『ケルベロス 地獄の番犬』がとっても面白い、なぞとは口が避けても言えないですからねw
個人的にはアヴァロンなんぞ、自身のノベライズの情報量*1に比べると、すっかすかとまでは言わないけれども『情緒ある銃撃』を楽しむだけの作品と思えるんだよね。
流石にイノセンスはやりすぎだと思うけれど。
受け手は考えてはいけない、と限定している訳ではないんですよ。
自分自身で作品のあれこれを考える楽しみを放棄するってのは、ちょっともったいない事だと思うけれどな。
それとも『ちゃんと説明してもらわなければ、何もわかりませんよ、僕。』って方なのかもしれない。
長めで話が散らばっておりユーモアが滑っていて長い文章なので、僕がこの文章の意図したところを読み取れていない可能性もありますけれど。それから品の無いギャグ(?)は面白いどころか不愉快になる可能性もあるかもしれないね。
リテラシーって大事だと思う。そして、それが出来ない事は不幸なことだと考えさせられた文章でした。
さて、まとめようか。端的に言うと。
『青い。まだまだだ。』
ってところですよ。



直接のつながりは無いものの、最近のIG作品でもこの気配があるので。
そう、ちゃんと演技が出来る人を敢えて起用するならばともかくどこをどう押しゃこのキャスト?ってのがあるのは確か。
スレッド中にもあるけれど、山寺宏一がメディアの露出に多くなった理由が、全てを表していると思います。
アニメ系の声優さんは洋画系、そして顔出しの役者さんに比べて表現がデフォルメされている部分もあるけれども、少なくともそもそも、演技になってないんですがっ!という事にはならないので、そういう意味で芝居の出来ないタレント起用は勘弁してもらいたいです。
んでも、監督の場合は、竹中直人くらいなものかな?
山寺宏一といえば、渋い脇役が多かった*2んだけれど『カウボーイ・ビバップ』で初めて主演となったんですよね。
カウビは本当に面白いので、一度見てみるといいよ。


そんな感じで、スカイ・クロラ、楽しみにしています。
原作の方は…ハードカバーを読んでみたいなぁ。


しっかし…未だにケルベロスのラジオドラマを聴いていない、ってのは何とかしたい。何とかならないかなぁ。

*1:ノベライズと言っても、映画本編を語っているわけではないので、その分も楽しめる。無論、映画とリンクしている部分…アッシュの映画のその後の役割とか…も楽しい。アヴァロンのシステム面に関する補完もあるしね。あ、それから徹底した銃器描写はガンマニアとしては必見だと思うよw

*2:新世紀エヴァンゲリオン加持リョウジとかね