ビクターかく語りき

大画面テレビを購入した経緯とか、昔話を少々…。


まず、でっかいテレビを買おうと思ったのは、無論ninaさんところで65Vを見てしまったというのが最後の一押しとなった訳ですが、それ以前に、既によしつねの使っているテレビが10年以上の長寿、いくら世界のコングロマリッド三菱、鉛筆から戦闘機まで、というメーカーのダイヤモンドと言えども…という次第でした。
当時のブラウン管28型ワイドとしては破格の値段だったのですが、ね。


PCの方は既に液晶化が完了、職場でも家でも遂に液晶オンリー、液晶テレビそれ自体には、全く抵抗が無くなり、そしてninaさんの大画面液晶を体験した今、後はメーカを決めて店にねじ込むだけになった次第です。


さて。
今回購入はビクターの最新モデル47型に決めました。
この製品、ネットやAV各誌*1でも評判がいいというのもありましたし、予算的にギリギリの線であり、実際に見た感じも発色が落ち着いたトーン、というのが気に入っており*2、買うならばアクオスシリーズかビクターのエグゼシリーズ、となっていました。


そしてじゃあ、最後の決め手は何かというと…。
まず、ビクターブランドの製品がこのモデルかこの次のモデルで最終となる可能性があること。



既にビクターとケンウッドの統合計画が発表されて、国内やEU圏の不採算モデルが縮小すると発表があり、今後ビクターの意欲的なモデルが開発されるかどうかが不透明な現状、ビクターの粋を凝らした製品が、どうしても欲しかったんですよね。


そして、どうしてビクターにそんなに拘りがあるかというと、僕が最初に手に入れたコンポがビクターであり、自分の金で買った最初のビデオデッキがビクターだった、という点に尽きます。
コンポの方はおもちゃっぽかったので、あまりいい印象が無かったのですが、それでも必要にして十分な性能を持ち、しかもその時のコンポのスピーカーは未だに使用しています。


ビデオの方は実に長寿で、つい最近まで、妹がDVDデッキを買うまで現役を続けていました。耐久消費財としては十分すぎるくらいで、しかも、高校の頃から使用していたので、かれこれ20年近くは使用していた勘定になります。


性能と評価、というのは当然重視した結果ですが…それでも、思い出込みのチョイスというのは否めません。
しかし、長く使える物というのは、そうした部分のウェイトが高くなるのも事実です。


最新の家電製品は味が無くなっている、と思う時もありますが、このように思い出込みで買うユーザがいることを、各メーカさんには知っておいて貰いたいな、そう思う次第です。


…という事で、昔話はこれで終りぢゃ。後は…
巨大おテレビ様を待つばかり!

*1:実はこれもninaさんところで拝見させてもらいました

*2:昔はよしつね、ドンシャリ系というか、くっきりはっきり、コントラストをとにかく重視して、という感じだったのですが…最近はとにかく『本質的な性能を重視、それ以外はシンプルに』という風になりました。そして、どちらかというと落ち着いた感じが好みになりました。オーディオもデノンとかオンキョーとか。車は…昔のレガシィB4はまだ、若い人向けかな。特にツインターボセダンなんて、ねぇw