雑談とmixi、はてなの話

最近、Google Analyticsを使用して、この日記のアクセス解析を行っています。


そこまで細かいデータが解るわけではない*1のですが、ページビューやリファラ直帰率*2等が表示されていて面白いです。
ちなみにこの日記の平均ページビューは一日あたり50以上、直帰率は約85%、平均サイト滞在時間は約8分となっています。


どちらかというと、アファリエイトを使用している人に役に立ちそうな気がします。
メールアドレスとJavaスクリプトをサイトに記述する必要がありますが、スクリプトGoogle Analyticsが表示するものをコピー&ペーストするだけですので、特にfc2でアファリエイトを使っている方には良いんじゃないでしょうか。



んで、よしつねがずっと気になっていた、mixiに対する忌避感の正体がわかりました。



『女の子社会』、なるほど、的確な表現かな、と思いました。
Nifty-serve時代の人間としては、一見さんお断りとか閉鎖的、ましてやBBS上の論議からある意味必然的に派生する喧嘩まで、一通り体験してきたので、確かに『褒め殺し』とか『オナニー日記』といったキーワードを提示されると、ああなるほどなぁ、と納得した次第です。


んが、だからと言って、それを真っ二つに斬ると言うのも、実はちょっと憚られるんですよね。何故なら、mixiというかSNS自体がそうした部分を…否、ある程度、知人友人が訪れるという前提の元、ネットに何かを流すという行為自体が上記した褒め殺しやオナニー日記になる側面を持っているからです。
例えば、お互いにサイトを持っていて、小気味いいコメントを頂いた場合、それをスルーするのは難しい。そして相手も同じ気分にしてあげたいとか。
例えば、主観で物を書いていくうちに、他者に理解しがたい極端な意見が発生する場合、それを友人知人が見た場合、リアルを含めて判断しコメントするとか。


ま、mixiの作り自体がそうした『コミュニケーション重視』というより『コミュニケーションを意識せざるを得ない』作りになっているのは確か。


僕としては、褒め殺しは悪いことじゃないと思うんですよ。
確かに褒められる事に慣れていないとか、逆に慣れきっていて普通に褒められてもぴんとこない、という人には『気味が悪い』と勘違いするのも良く解ります。が。
『他人を褒める事は貶す事より遥かに難しい』
のですよ。
SNSという特性上、褒めざるを得ない状況に追い込まれる、というのは僕としては好きにはなれませんが、他人を褒める、他人の長所を見つける・認めるという行為自体は難しいが楽しくて互いの益になる事、と思います。



で、これ。
確かにmixiは解りやすくてイージィなので、間口が広がりすぎていて『解っていない人』『解ろうとしない人』が集まってくるのは仕方が無いと思います。
最近ではもっぱら『過去の犯罪自慢』やら『ネットで書いてはいけない類の愚痴』を『閉鎖空間と勘違いして』書いてしまう人のどれだけ多いことやら。
ましてや、そういう人に限って、本名で登録していたり。


しかしながら、それをまた全否定というのも、難しい。
mixi自体、規模が10万人とか、本当の意味で限定的・閉鎖的な時代が事実あったので、独特の風土が醸成されるのは致し方ないところだし、そも、mixi自体が本名登録を推奨していたり、それによるメリットもある筈ですから。
無論、ここまでユーザ数が増えてしまうと、迂闊に愚痴なぞ書き込めないし、本名登録のメリットよりデメリットの方が大きすぎる、という点を理解せず、所謂『オナニー日記』を書いてしまうと馬鹿呼ばわりされてしまうのは理解できますが。


極論ではあるけれど…。
『ネットで一度ぶっ放した以上、全世界にぶっ放したと同義』
と考えるべきなんじゃないか、そう思う次第です。
例えSNSであっても。


ネットはネット自体から自分を切り離せる、という事が可能なので、ね。
女の子社会ではそれがイコール爪弾き、村八分と同義と思われているようですが、リアルもあるんですから。
…と、無責任に言ってみる。



これについては…はてなの運営方針やら資金繰りやらを一切無視して以下は書きます。


極端な話、女子ウケを必要以上に意識する必要は無いのでは、と思います。
こうした考察は読んでいてとても面白いのですが、中の人が書いた*3のでも無い限り、そこで止まってしまうんですよね。


寧ろ、ネットはその特性上、瞬時に他のサイトへ移る事が出来るので、ならば『女子ウケしているサイトへ移動』すればいいだけの事であり、そして、現在のはてなで女子ウケしないのは意図的でないにせよそうしてきたから、と思うんですよね。


よしつね自身はマイナー好きで偏執的だし、女子ウケしそうな要素は古参のネットユーザとしては『冗長』として斬って捨てたい傾向にあるので、今のはてな、特にダイアリーは気に入っています。
確かに場当たり的なキャンペーンや、機能がピーキーだったりインタフェースとして厳しいものである点は気にならないわけでは無いですが。
殊更、女子ウケを想定しなければならない、という状況でも無いと思います。
それこそ『もてない事を武器にする』といった感があるのでは…と。いや、これは極論ですね。


基本的に多少のコスト・リスクを背負わされるものの、無料で使用できるツールに関して、必要以上を求めるのは難しい。
ましてや、営利目的の要素がある場所でそれを求めるのは更に難しいと思います。


しかしながら、こうした意見は全くの無為では無いとも思います。長期的には。
短期的にその要素を求めるのであれば、別のサイトへ。ネットですから。


うーん、やっぱり大変だな、こうした話は。

*1:無料…登録するだけで使用した場合は

*2:ページを開いて、他のページに寄らずに落ちたり別のページへ移動したユーザの割合

*3:無論、中の人がこうした鋭すぎる意見を書いてしまうと、その後の弊害もきわめて大きいので無理とは思います