借り物

借りた獲物

今朝の話。意外なものを借りる事が出来ました。


論より証拠、百聞は一見に如かず、ということで、これです。*1


んでまぁ、見て通りのトンファーなんですが…やっぱり万能は難しいって思いました。
午前中いっぱい、暇を見つけちゃ振るっていたのですが、振り出すのがどうにも難しいです。力を入れすぎると遠心力を活かせない、逆に力を抜きすぎると自分の胴体をぼこぉ!ごふっ…くはっ、うげおぉ…*2


…本当、慣れるまでは実に難しい武器で、ならば普通にバトンやらナイフを使った方がいいかも? と思う次第です。
例えばナイフであればエマーソンのクイックオープンフック付きのモデルであれば、多少の慣れは必要なんだけれど合法的*3に取り出した瞬間にナイフの刃をロックする事が出来る*4し、バトン*5はそもそも扱いやすく、特殊な操作もいらないという利点があります。
また、トンファーは基本として二本一組、両手に持って使用する武器ですので、指の自由を捨てることになったり、トンファーを掴まれると、力点、支点の関係でかなり不利な状況になります。


しかし。
これは触ってみて、また振り回してみて面白い獲物です。
そして一番面白いなぁと思ったのは拳や肘を使う拳法とのマッチングの良さ。
琉球空手の武具ってのも納得できます。


…という事で、趣味というより(使える人にとっては)遊びの範疇かもしれませんが、もう少し頑張ってみたいと思います。

*1:誰から借りたか解った人、いるかな?

*2:実際に一発、いい具合に自爆、決めてしまいました。言うまでも無いのだけれど、殴られて喜ぶ趣味はない

*3:日本では刃を一定角度以上に自動で起動するナイフは違法となる。某オークションなどでよく出品されているのだけれど、あれはご禁制の品、って事です

*4:実は、事故防止か製品の精度か解らないのだけれど、エマーソンのナイフのブレイドは結構動きが渋いので、一度分解して、テンションを再設定してあげると動きが良くなる。また、ブレイド自体も刃毀れを気にしてか、あまり砥がれていない

*5:シュアファイヤやAPSでは、フラッシュライトのオプションとしてトンファーグリップを用意しているが、本国のアメリカでは件の暴動の時からイメージが非常に悪く、また、扱いが難しい、携行に不便という事で、現在ではポリスバトンとしてもトンファーの使用は減っているそうです