スーパーファミコンかく語りき
残月さんがロマサガ3をプレイしている、ということで色々と書きたくなりました。
表現方法としては、ハードの縛りがあるので、現在の一線級、否、BでもCでも携帯機でも既に上回っているのですが、ゲームの本質というのは、この辺でかなりの部分が出ているのでは?と思う次第です。
そして、現在のゲームの萌芽がこの時点で既にある、のですよねぇ。
例えば、僕の大好きなアウターワールド。
フランスの科学者が物質転送実験中に事故に巻き込まれて、飛ばされた世界は…というあんまりにもあんまりな、ありきたりストーリーではあるものの、その表現方法は現代の3Dゲームの基本となっているものだと思います。
ゲーム自体の展開は破天荒かつ理不尽そのもので、オープニングでフェラーリでドリフトかます科学者とか見知らぬ武器の使い方を瞬時に理解する科学者とかヤマシタ!ヤマシタ!と連呼する異世界の住人とまぁ、どこを切ってもクソゲー臭しか感じられないが、それを吹き飛ばすアイディアというものがあります。
同様のゲームとして、プリンス・オブ・ペルシャ*1という、異様に書き込まれたキャラパターンのゲームがあったのですが、アウターワールドは擬似ポリゴンで書かれており、これが所謂異世界という雰囲気*2にとてもマッチしております。
また、キャラのアクションが擬似ポリゴンのお陰で非常に滑らかかつ、カッコいいんですよねぇ。
基本的にはアクションアドベンチャー、しかし古き良きテイストのトライアンドエラーなゲームではあるものの、その面白さは、少なくとも僕の中では本物だと思います。
ゲームに慣れてきたら、どれだけカッコよくクリアすることが出来るか、など自分で縛りを入れると更に面白さが増すと思います。
ちなみに、続編というか…別シリーズなんですけれど、フラッシュバックというゲームもありますので、そちらも機会があれば是非どうぞ。