のりもの倶楽部へ行く

コクピットイズムの出版社、イカロス出版のアンテナショップである『のりもの倶楽部』に行きました。


場所は市ヶ谷、20時まで開いているというああ、解っているんだなぁここの連中は。という営業時間*1だったので早速ゴー。
目当てはコクピットイズムのバックナンバー、だったのですが…。


店内、異様にこゆい。
九段下の某出版社の表玄関も萌えるpopがたくさんお出迎えしてくれて濃いなぁ…なんて思っていたのですが、こっちはもっと特化している感じ。


入ってすぐに目に付いたのが、アームズマガジンとコンバットマガジンのバックナンバーやら、NASCARのレース雑誌、その他諸々の航空機、船舶、列車の古本、和洋問わずでした。この時点で十分に濃いなぁと思えるのですが、中はもっと濃い。


店内ですぐに目に付いたのが、飛行機のミニスケールモデルが置いてあったのですが殆どが旅客機*2だったり、かと思えば軍関係の書籍やら、宇宙機のミニモデルと関連蔵書、更に奥には戦闘機、宇宙機…中にはアポロ宇宙船を月まで送ったサターンVなんてのも…のミニモデル、そして圧巻なのが乗り物の操縦に関する書籍『だけ』が置いてある一角。


所謂コクピットの撮影集から、実際に動かす方法まで記述してある本ばかりです。
流石に戦闘機の標準マニュアルとかはない様でしたが…頼めば持ってきてくれるんじゃね?という勢いでそれ関係…飛行機、戦車、船、電車…その他諸々の運転マニュアル本が大量に置いてありました。


よしつね、同じ2000円出すのであれば、とっても素敵なグラビアとか写真集を買うよりF-15イーグルの操縦桿、スロットルの機能解説と使い方やら田植機、ブルドーザの運転方法が書いてある本の方を買う人間*3です。
正直、半分ほど理性を失いつつ、食い入る様に立ち読みをして、カードを取り出すところまで行きそうだったのですが…スンでのところで理性を強制常駐させることが出来ました。いやぁ、ここでカードを使ってしまうと、引越し後にとんでもない金額を請求されるかもしれない、そんな勢いで欲しい本が大量にありましたから、ねぇ。


何とか理性を取り戻し、コクピットイズムのバックナンバーと操縦マニア!という本を、本当はもっと欲しいところを何とかこらえて買いました。


いやーもー、最初はシャトルだけあればいーやー、なんて軽く構えていたのですが、実はとんでもなく甘い罠、でした。


引越しが落ち着いたら、また行こう…そう思わせる魅力のあるお店でした。
のりもの倶楽部、おそるべし!

*1:出版社のアンテナショップなんて、殆どメリットがない筈なのに、20時まで開いているという事は、仕事帰りのおっちゃん連中や『その筋のヲタ…もとい、人々』をある程度視野に入れている、そう考えて然るべきでしょう

*2:普通の感覚だと、戦闘機を目に付くところに置くのですが…やっぱり、ターゲットはあちらの世界の人だと思いますよ。ビーチジェットやらYS-11とかも置いてある始末

*3:だって、グラビアを持ち歩くと『あんまりにアレな人』扱いをされるかもしれませんし、運転マニュアルだったら『趣味ですから!』で押し通せますからね。それに、もしかしたら、物凄い低い確率で使う機会があるかもしれないじゃないですか? それこそファーストガンダムの第一話のアムロのように