熱でうなされる・土の章

明けて月曜も、まだまだ熱に支配されていたよしつね。


流石にこんなんじゃ、寝不足で熱による思考能力が限りなく低いよしつねじゃ、会社に行ってもソリッド・スネークよろしくFOX DIEをばら撒くベクターにしかならない、否、スネークさんほどCQBをきれいに決められないし、そも、核発射阻止ほど切羽詰ってない。仕事は。と思い、休みの電話を入れるも…。
『馬鹿か。今日はレビューだから、熱があっても来い。』
原文ママである。脚色一切無しである。
今の上司は気分で怒るので、はいはい、だったのですが…。
流石に今回だけは、あまりにも純粋な殺意が芽生えたその瞬間。
でした。本当に何とかして欲しい。*1
流石に無理、出社しても仕事にならないしずっと机の上で寝ているから、給料泥棒はごめんです、と断って病院へ。


…と、いっても、こんな時間じゃ街医者くらいしか受付が出来ない。久々に近くの町医者に行く事にしました。
近所の内科は小児科と半分ずつ、といった感じの町医者で、これがまた、月曜の昼近くというのにかなり混んでいる。とりあえずは保険証と病歴その他を記入するのだが、全然、記入しているはずの筆が進まない。未だ、熱にやられているよしつね。
とりあえず、病歴無しで薬物のアレルギーは無いが効き過ぎる帰来があるとか書いたようだけれど、殆ど覚えていない。体温計を渡されて熱を測ると7度5分。
うーん、やっぱり熱が高い。*2


体はなんぼか、動くようになったものの、思考能力が殆ど活かせないよしつね、半分寝ていたと思うのだけれど、気が付けば呼ばれたので医者にかかる。


医者は初老の、如何にも町医者といった感じ、だけれど、何と言うか…彼はとっても良い物を食っているんだろうなぁ、という血色の良さがほのかな怒りをそそるのだけれど、やっぱり思考能力が落ちているので、怒りを維持できない。
ま、無意味な怒りなんですが。胸と喉を診てもらうと、


『これは単に風邪だねぇ。』
『インフルエンザとか、うつるものじゃないですか?』
『症状が全く違いますし、大丈夫でしょう。薬を四日分、出しておきます。』
『はい、ありがとうございます。』
淡々としたものである。


んー、何と言うか、町医者も大学病院もさして、変わるものじゃないんですが、大学病院に関しては、多少お金がかかってもあれこれ検査するのに比べ、町医者はさっくり見てもらった後は薬を処方するだけ、という差があるんだよなぁと思いました。
んま、仮にも医者なので、医者が処方される薬は、市販薬に比べて、かなり強力であるというのが、共通したところだと思います。


処方された薬は風邪の諸症状や炎症を和らげるもの、抗生物質、解熱剤、そしてうがい薬。*3
処方薬局で安いところに行こうと思ったけれど、思っただけですぐに近くの薬局*4で薬と説明を受け取り帰宅。


この日の夜は、抗生物質による下痢と再びの発熱で、殆ど寝られない夜を過ごしました。

*1:事実、生乾きというか、風邪を引きずった状態で出社して、高田馬場の某ビルの某一角にあるよしつね所属のチームが僕発祥のバイオハザードにより半壊状態にあります。言わんこっちゃない。それでも反省の色が無い上司であった

*2:よしつねの平熱はちょっと低くて、体調や食事の状態によっては36度以下になるという死人みたいな低血圧なのである

*3:今回はジェネリックも使わずに普通に貰いました。どれだけ物を考える力が低下しているかわかるというもの。それでも、価格としてはこれだけまとめて市販薬とは比べ物にならない程安い。1kしていないんだもの

*4:大概、医者の近くには『特定の病院の息のかかった』処方薬局が用意されている。薬価差益云々と言われて久しいが、現実はこんなものである。それでも、安くはなっていると思うし、例え病院内の薬局でもこちらが欲しい薬を処方してくれるのであれば、何の問題も無いと僕は思っています。大体、薬価差益なんてこっちが気にしてもしょうがないし、ならばジェネリックを使えばいいとおもうんですけれど、ねぇ