よしつね、考える

それは、日付も変わろうとする夜遅くのこと。


とある事情によって、大学の課題について話をしたのですが、これが面白い上に悩ましい。


よしつねの様に商業ベースでシステムエンジニアをやっている人間からすると、商売の絡まないシステム、メディア等へのアプローチはこの日記や趣味のゲーム以外、あまり考え付くものではないのですが、それは大学、しかも、課題の内容を確認するにつれ、この課題を考えた方は、かなりユニークなものの捕らえ方をする方らしい。


その後、よしつねなりに考えた課題への答えを出したのですが、困ったのは、その答えの意図するところをちゃんと説明できなかった、という点。


この歳になってくると、システムエンジニアとしては技術へのアプローチより、コミュニケーション能力がとても重要な鍵となってきます。
技術に関しては、解る人に振れば良い。
しかし、技術者を取りまとめ、顧客の意図する要求に的確に応じるように調整する、そういう能力が求められています。
…ええと、今更言う事ではない、のですが、昔以上に必要になっている訳です。そうした能力が。


んで、普段の仕事ならば容易に理解をさせる事が出来る事項でも、こうして、大学の課題というアプローチをちょっと変えただけで、答えに窮してしまった自分。
もう少し、他人に技術を上手に伝える事が出来なければ*1…まだまだなんだなぁ、と痛感した次第です。


実際、日常というのはこれの繰り返しであると思います。
『自分の意図をどれだけ的確に伝えるか』
というのは、生きる術であり、生きる目的、なんですよね。

*1:相手の方が、頭の回転の早い方で、僕の意図を汲み取ってくれたので助かりました