simple is... 操の章
さて続き。今回はHDDレコーダーについて。
東芝の「ストライク」こと、RD-H1のお話。*1
最近流行のDVD/HDDレコーダーですが、こいつはインタフェースという意味では、実にきつい。
まず前提として、最初に。
よしつねはHDDレコーダーを使うのが初めてだし、RD-H1というのは、価格が爆安ではあるもの、Web通販オンリー*2で素人さんにはお勧めできない、という機種である事を敢えて無視して展開します。
そも、東芝のDVD/HDDレコーダーは機能バブル、という点も無視します。
この機械、初期設定を完了させられるのか?
これが、初期設定を完了したよしつねの素直な感想です。
例えば、VHSデッキならば、時間を合わせてチャンネルをオートプリセットで以上、となるのですが、ストライクは時刻合わせまでのメニューがちょっと深く、加えてオートアジャストの選択があったり、チャンネルのプリセットも地域選択で選ぶ、というのはUHF局をある程度制限してしまうので、別途手動で登録しなければならないかと思います。*3
東芝のRDシリーズはPCとの距離が近い、という事もあり、GUI…操作メニューの概念もPCに近いものとなっています。実は、これが難しい。所謂『ダイレクト感』の喪失です。
ちょっとでもPCをかじった人であれば、ディレクトリ/フォルダの概念から、階層構造というのを理解できるのですが、PCを使ったことが無い人にとって、階層構造というのは機械との疎通を阻む要因になっているようです。
また、PCユーザであっても階層下の中身が想像しにくい場合、逆に『解っているが故の遠回り』というのが出てきてしまいます。
使いたい機能が解っているのに、その場所がわからない、という事です。
RDシリーズの対策として、ネットdeナビというWebインタフェースを搭載して、本体の操作やリモコンのカスタマイズにて対処しようとしていますが、これもやはり、シンプルかつダイレクト感には欠けます。
思うのですが、シンプルモードとシンプルリモコンというのを用意すれば、結構売れると思うんですけれどね。ストライク。
もしくは『既存のVHSデッキの操作性を踏襲したモデル』とか。
ビデオデッキの予約が出来ない、というのは、その予約という行為が、番組表を一度脳内で変換して、更に入力をデッキに合わせなければいけない、という行為があるからだと思います。
この辺の手間を省いた製品、出ていないんでしょうか?
いや、ろくすっぽ調べてもいないんですが…ご存知の方は、ご一報を。
もう一回書くかも。