逆ボトルアタッカー で、でも…流石に躊躇

この日の東京はひどい雨で、よしつねは次の案件の為に某所で打ち合わせをした帰り、駅前スーパーに寄った時の話…。


駅前のスーパーで、当面の食料を大量に買い付けた。
この雨の中、一体何を考えて一抱えもある食糧を買い込んだんだ、僕はっ!
見てみると…よしつねのリアルモノメイトであるカロリーメイト16個、パスタ500g x2、缶ビール6缶、煙草ワンカートン、朝食用の出来立てパン4個、夕食用の揚げ物惣菜2個、ビール代わりのダイエットペプシ1.5l x5、アルファ米使用のカップ粥 x3、板チョコ1枚、おやつのマックのチーズバーガー1個。
いっくらなんでも、雨の日の買い物じゃない…。


それでも、えっちらおっちらエスカレータを使ったりして、何とか上がっていったんですけれどね。
スーパー入り口の前で傘を取り出そうとした瞬間…!!


な、なんだっ! 突然右手からきゅるきゅるという音に加えて、どんどん軽くなっていくぞ! もしかして、これが『レベルアップ』という奴かっ! 否、今、僕は聖闘士究極のセブン・センシズに目覚めたっ…訳がなく、負荷分散していたダイエットペプシのビニールが裂壊。スロープを転がるダイエットペプシは水溜りにばっしゃーん! orz


ちっ、まぁいい、これ以上濡れる前に傘を出して…と、思ったその時、視界を通り過ぎるミニスカート…おいおい、いっくら何でも、今日はそれ寒くね?
はぁ、まぁ、脚は悪くないよね、うん、健康的で。うん。僕は極端に細いより、こういう方が好き。


って…その娘、スロープ下のペットボトルを持つと、僕のところへ…。
天使か? 天使なのか? 女神さまっ!?


『いやぁ、ありがとう。親切な人っているんですね、よか・・・か、』
その娘、僕が途中で言葉に詰まって、頭にでっかいクエスチョンマークを浮かべていました。僕はおもむろに財布を取り出すと、
『カトレア、って喫茶店、知ってる? この裏の?』
『はい。』
『これ、そこで飲み物飲める券なんだ。お礼にあげるよ。本当にありがとう。じゃ!』


…。
そりゃね、僕はPSUで幼女幼女、なんてさわいじゃパーティ内を混乱に陥れていますけれどね、それに、決して嫌いじゃないですけれどね、うん。
でも、でもですよっ!
手足は伸びきっていても、小学生だか中学入りたては厳しいわ。つか無理。


全く、どうにもうまくいかないもんですねぇ。