サバゲ入門
モデルガンは銃の偽物だが、エアソフトガンは本物のおもちゃである。
今朝、十六夜さんとPFS話をしていたら『リアルでサバゲしねぇ?』という話がちょっと持ち上がったので、やってみたいという人がいるかもしれない、という事でいくつか基本的な事とかお勧めの銃を書いてみようかと思います。
基本的に、サバイバルゲームは紳士が遊ぶ真摯なスポーツです。最近は淑女もいるけれど。
ですので、まず最初に被弾したら一部の特殊な場合を除きヒットコールをあげるというのを忘れないで下さい。*1
一部の特殊な場合、というのは所謂『フリーズコール』で、真後ろで完全に気付かれずに接敵した場合、相手にフリーズコールをかけて、無音のまま殺傷可能というルールを採用しているチーム*2もあります。
● 必要な道具
サバゲの装備で絶対に必要なのは『フェイスマスク』『グローブ』と『銃』だけです。
フェイスマスクは必須です。これだけはいいものを買ってください。
シューティンググラスとかゴーグルでも良いんですが、至近距離での被弾時に、責任が持てません。いくら威力の弱いエアソフトガンでも、直撃はそれなりに痛いし、BB弾が欠けたりした場合の破片はどこに飛ぶか解りませんので。フェイスマスクを強く推奨します。
グローブは軍手でも十分なのですが、個人的にはバイク用の革グローブなどをお勧めします。品質もいいし、使いやすさが違いますので。オープンフィンガーのグローブは格好悪いし意味が無いのでダメです。
服装は基本的に肌を露出させないように。その条件を満たすならば、BDU一式でも革つなぎでもアロハでも何でもokです。
銃は好みで選んでいいのですが、場所や自分の体格、好みによって向き不向きがあります。それはこの後に解説します。
その他、装備品などありますが、これは実際に遊んでみて楽しければ購入していけばいいと思います。
● 遊べる場所
アウトドアが基本、でも今はインドアが流行り。
遊べる場所は、それこそちょっとした空き地があればどこでも出来るのですが、昨今のガスガン事情もあり、面倒くさくなくて汚れないという理由から、インドアフィールドをお勧めします。
インドアフィールドのメリットは雨天でも遊べる、一般の方に迷惑をかけなくて済む、また、最大の特徴として『ハンドガンでも楽しめる』というのがあります。
基本的に銃は高いので、コレは大きいです。
東京近郊に点在しており、また、東京マルイという日本最大のエアソフトガンメーカが八潮近くにでっかいインドアフィールドを作るそうです。
● 銃器の選択
基本は好みだけれど…初心者向きをチョイス。
はっきり言って、銃は好みでいいと思います。
…が、取り回しの良さを考えると、サブマシンガンとハンドガンの組み合わせをお勧めします。
メーカもいっぱいあるのですが、個人的には東京マルイ製をお勧めします。
品質が高くオプションパーツが豊富で、しかも壊れた場合の修理もしやすいからです。
銃のオプションも基本的に好みでいいのですが、個人的にはノーマルのマガジンを2本、別途購入する事をお勧めします。多装弾マガジンはいいのですが、ジャラジャラとうるさいし『マグチェンジの楽しみ』が味わえませんから。
では、よしつねの独断と偏見でチョイスした銃です。
- サブマシンガン
- MP7A1
- 製品ページ http://www.tokyo-marui.co.jp/products/01/mp7a1/index.html
- 実銃解説 http://www.tokyo-marui.co.jp/products/01/mp7a1/01.html
- コンパクトで取り回しが良い。ドイツ製らしい堅実な作りで、セイフティの操作やサイトも使いやすい。最大の特徴はなんと言ってもバッテリー交換のしやすさ。コレは大きい。
- P90
- 製品ページ http://www.tokyo-marui.co.jp/products/01/05_p90/index.html
- メタルギアやペルー人質解放時の突入で有名になった銃です。士郎正宗のマンガにも、コレをベースとした銃が出てきますね。操作が若干特殊なのですが、その使いやすさはとても良いです。個人的にはダットサイトが付いているファーストバージョンをお勧めします。
- G36C
- 製品ページ http://www.tokyo-marui.co.jp/products/01/08_g36c/index.html
- サブマシンガンとしてあまりに有名なMP5の後継機種とされている銃。同じく軽量で取り回しがよく、フォールディングストックとクリップ無しでマガジン連結可能が大きい。
- アサルトライフル
- CAR-15
- 製品ページ http://www.tokyo-marui.co.jp/cgi-bin_ex/openDetail.cgi?idx=6
- M4より更に短いのが特徴のM16のバリエーション。ベトナムでプロトタイプとして試験的に送られた模様。M16譲りの操作性の良さと短銃身の取り回しの良さがお勧め。
- SIGSG552 SEALS
- 製品ページ http://www.tokyo-marui.co.jp/products/01/04_sig552/index.html
- SIGのSGシリーズのSEALSバージョン。やはり折りたたみ可能なストックとクリップ無しでのマガジン連結が美味しい。ショートモデルで使いやすいのも同様。
- MC51
- 製品ページ http://www.tokyo-marui.co.jp/cgi-bin_ex/openDetail.cgi?idx=37
- 東京マルイ究極のゲームウェポン。飛距離と集弾性の高さから、チームによっては使用禁止が出たくらい、実射性能が高い。実銃はライフル弾使用という事で、キワモノなんですけれど、ゲームウェポンとしては最強間違いないです。マグチェンジがやや難しいです。
- 89式小銃
- 製品ページ http://www.tokyo-marui.co.jp/products/01/89shiki/index.html
- こちらは逆に、リアルな銃としてお勧めします。何せ、陸自に教練用として納入されているモデルとほぼ一緒ですから。また、実戦には全く意味がないのですが、3点バーストが付いていたり、金属パーツを多用し非常に剛性が高かったり、バイポッドが標準で装備されており、実に魅力的な銃です。
- ハンドガン
- Hi-CAPA 5.1
- 製品ページ http://www.tokyo-marui.co.jp/products/02/hicapa5/index.html
- こちらもゲームウェポンとしては最強のハンドガン。M1911モデル…所謂ガバメントモデルで、こちらも集弾性の高さはうそ臭いくらいです。値段が手ごろな割にはいい感じのカスタムも施してありお勧めです。
- SAMURAI EDGE STANDARD Model
- 製品ページ http://www.tokyo-marui.co.jp/products/02/samurai/index.html
- アメリカ正式採用のM92FSベースの、バイオハザードカスタム。個人的にベレッタはダイハードで有名になって以来、好きになれないのですが、サムライエッジは別です。カスタムも操作性を重視したものでしっかりしています。
- BOB CHOW special ver.1.5
- 製品ページ http://www.wa-gunnet.co.jp/custom/wa-gmbz.html
- この製品だけウェスタン・アームズ製。伝説のシューター、ボブ・チャウのカスタムの再現。M1911モデルの中でも素晴らしいカスタム。徹底的に銃のエッジを落とし抜きやすくしている。ベルトクリップが特徴的。この銃、有名なシューター、イチロー・ナガタがボブ・チャウに依頼したカスタムがベースらしい。
とまぁ、こんなところでしょうか。
趣味もかなり入っていますが、実用性…ゲームで使うことを重視しているので、どれもとても使いやすいと思います。
秋口からはサバゲのシーズン、皆と遊べる事を楽しみにしています。