急いては事故を…

ちょっと野暮用があって、今日は久しぶりに車を使ったのですが…どうも、運転していて他のドライバーに共通するある事に気づきました。


共通して「あれっ?」と思った事。
君ら、何でそんなに急いでいるの?と。


僕は車の運転をする時はもう時間なんて、遅れて当然だろう。車なんだし。という考えの元、運転していきます。
そりゃ、はなっから遅れるつもりはミリほどはあるかもしれないけれど基本的にはありませんが、急いで事故ったら、遅れる遅れない以前にお出かけ中止、下手すると一週間も二週間も鬱となる訳ですから、ちょっとばかし遅れても「いやぁ、V8インターセプターをぶっちぎってさ」とか「脳内KITTが変なナビをかましてくれて、てへっ」というアラビアン・ジョークで返したほうがはるかにマシ、ってもんだと思うんですよね。


僕は車の運転には絶対の自信があります。
こう書くと「そういう慢心が事故を生むんだ」と、よく言われるのですが、翻って、自信の無いドライバーが事故を起こさないかというと、それはまったく逆で時間が切迫しているとか、運転技術に自信が無いとか、そうしたある種の心理的恐慌状態が事故の元であると、思うんですよね。
加えて、本気で車を飛ばしたことがある人間とか、もてぎロードコースの第一コーナのグラベルにフェード・インしたことがある人間ならば、公道で…更には街中でぶっ飛ばす危険性と馬鹿らしさに気づくと思うんですよね。
餓狼伝で強い者としか戦わないとかそんな感じ。「やめておけ。戦う意味は無い。」って奴ですよ。
やるときゃ、だぁれにも迷惑がかからない山奥とか、みんな迷惑当然、と思っているサーキットの方がよっぽど、安全にフルスロットルやらタイトなコーナリングが楽しめると知っている訳です。


ところが…ひとたび街中で待ったり走っていると、結構、あくせく走る連中が多いこと多いこと。
僕はそれこそ、ちょっとでも接触の危険とかありそうな場合は、青でも微動だにしない*1のですが、右折時に左からとんでもないスピードで抜ける連中やら、二つ目の信号が赤なので、パーシャルで走っている僕をトルクバンドに叩き入れた車が次の信号で派手なブレーキングとか、そんなのを良く見ます。
果てはすぐ隣だからって、歩道を走る軽自動車とか。で、こうした車に共通しているのは、車の大小に関わらず、必ず傷、凹みがあったり、凄まじく汚いというのが共通のものとしてあります。


からしてみると何をそんなに、死に急いでいるのかと見えるのですが…どう思いますか?


…さて。
つまらない話はこの辺にして。
やっぱり、νよしつね号、いいわ。まじで。
とにかく、乗っていて全然疲れないってのが最高。旧よしつね号であるRX-7(FC)は、どうも運動性能が良すぎる上に、サスが硬めなので、嫌がおうにもやる気になって、余計な疲れ方をしちゃうのですが、今の車になってからは、280psとしなやかなサス、そしてトラクションが良くかかるAWDを存分に活かして、スピードレンジは三割増しなはずなのに、全然疲れません。
タイトなコーナをクリアする時は、やっぱりフルバケ入れたいなぁと思う時があるのですが、よしつねのホームコースでは、本当、FCとの格の差を存分に堪能できます。


久しぶりに、峠に出たくなる、そんな気がしてきました。

*1:交通教本をちゃんと読んでいる人ならば、この行動が教則に沿っていることが理解できると思います。青は『特定の方向に進む事が許される』であって『とっとと車を進めやがれ』ではないのです