二日目 shere 1.3 バレットモンク

ショートスリーパーと言えども、満腹による睡眠は回避不能、確定コンボ。うっつらうっつら、れのんさんの駆るラルゴで半眠状態。
・・・で、気がつけば。


「・・・ですよ。つねさんも行きます?」
「は。ここ、どこ?」
日本橋のたこ焼きを味あわせたくて。エロいもんもありますよ、たぶん。」
「行く行く! エロいもんはともかくとして、たこ焼きは食べる!」


という事で、今回はれのんさん、ninaさん、じゃどうさん、僕の4人で大阪の電気街、日本橋にあるという、それは旨いたこ焼き屋へゴーでした。


ふーん、確かにエロDV自販機とかあるなぁ・・・と思いつつ歩いていると、
「うぉ、アレはもしやっ!」
「おおお、メイドさんだ!」
「やっぱり、メイドきゃふぇっすよ!きゃふぇ!こっちにもあるんだぁ!」
とりあえず、入るわけでも無し、でもしっかりと店内を覗いてみる一行だが、そんな時に客の一人が店から出るようで「行ってらっしゃいませ、御主人様♪」を生で聞く。
・・・すまんっ、僕はかなりのヲタ耐性の持ち主だと思うのだけれど、これをリアルで聞くのは、顔から対HOUNDロケットを噴出しそうな位に、恥ずかしい。


秋葉原に比べると、ずいぶんと歩きやすく、店舗も見やすい日本橋を歩くこと数分、一見、普通のたこ焼き屋に到着。
「有名店なんて駄目っすよ、こーいう所が実はめちゃくちゃ旨い。」
「ふぅむ、なるほど。確かに良い香り♪」
れのんさんが注文して、しばし待つこと数分。
「うぉあ、何じゃこりゃあ!九条ネギとマヨで大変なことになってるよ!」
「一人当たり、3個くらいかな?早速食いましょ。」
正直、見た目のインパクトで「大丈夫なのか?」と半分心配しつつも、口の中に放り込む・・・噛みしめる・・・かりっ。とろぉ〜♪
「んめぇ〜♪ すげ〜んめぇよこれ〜♪」
どれどれ、とみんな手を出すが、一様にして好評。
「今まで食ったことない味だなぁ、うまい。」
「京都にはこういうのないっすね〜!」
「周りかりっとして、かむと出汁がとろぉ、しかもでかいタコでこりゃ旨いよ、うん!」
よしつねは大ファンになる。れのんさんも満足そうに笑みを浮かべる。
れのんさんは別途、駐車場で待っている二人のためにたこ焼きを注文。


そも、関東のたこ焼きは、基本的に中身のメリケンは完全に火を通しており、もちもちした触感が普通である。これはこれで、十分旨いのだけれど、マヨやネギとはいまいち、相性が良くない。
しかし、ここのたこ焼きは中身のメリケンが殆ど半生、かみしめると鰹の出汁が効いているメリケンがとろりと口に広がる。またこれが、九条ネギとマヨにいい感じに絡んで、何とも言えない不思議な味になる。そしてメインのタコはでかくてそこそこの歯ごたえがあり、旨い。


今まで味わった事の無い味を堪能して、ちょっとだけZガンダム劇場版2のおいしいシーンを見てから、駐車場へ戻ります。
そして、ninaさんが一言。
「こっちのメイドさんはスカートが変に短くなくて良い。」
うん、至極名言だ。個人的には袖がない、ってところが好きだなぁと思った僕でした。
そんなninaさんは、日本橋の隙間から見える、通天閣をファインダーに納めている。
くっそう、ナイスガイは何言っても様になるからいいよなぁと思うよしつねでした。
さて、次はいよいよ、関西組勢揃いの巻です。