パニッシャー
なんと言うか、淡々と殺していく映画でした。
アメコミを散々読んでいるよしつねとしては、アーノルド・シュワルツェネッガーが出演するような、知事全力スマッシュ、決め手はもりもり上腕筋のフルスイング!*1ってのを想像していたんですが、クライマックスシーンは仕掛け爆弾からM203付きのM16*2で突入、までは良かったんですが、グレネード撃たずにハンドガンにスイッチしているんですよね。それに、たとえグレネード撃っても、9ミリ、いや10ミリでも5.56の方が有利だと思うんですけれどねぇ…。
…と、ミリタリーマニヤな視点で書いて見ましたけれど。
実際はですね、パニッシャーが復讐の鬼であることを考えると、ARで蜂の巣にするより、右手をナイフで壁にさっくり留め置いて、さらに下あごからナイフで貫通とか、対人地雷を握らせてぷるぷる耐える悪党ってのが見どころなんですよね。
しっかし…あのラストシーンはちょっと、やりすぎだろうと思う次第でした。
復讐鬼の映画というと、スポーンもそうですが…見栄えとしてはスポーンの方が良いですね。でもパニッシャー、あの淡々とした復讐は一見の価値ありだと思います。