コイバナ? 〜基本的には、アンチ妹萌えの話

よしつね、リアルに妹がいるので、妹萌えなぞ、げんしけんの笹原くんよろしく、
「アレは妹がいない奴の幻想です」
というのが、本音ではあるのですが…年下、可愛い事は可愛いですよねぇ。


実は、昨夜の沖縄っぽい名前の女性の顔と名前を一致させようクエストは、時間切れで見事失敗に終ったのですが…。


電話の対応やら、細かい雑用をお願いしていた、僕より一回り年下*1の女性がいるのですが、本日どうやら、友人と食事をする予定だったのだけれど、残業であきらめてしまったらしい。


「んもー、誰も居なくて、ちょっと困っていたんですよぉ。本当は早く帰りたかったんですけれど。」
「ん〜? 逢うのは男の子?」
「…残念だけれど、女の子です。」
「会う場所は?」
「青山です。」
「食事かぁ。今度連れて行ってよ。全然店知らないから、ピックアップしてよ。給料日後なら出すよ。」
「え?」
「普段食っているものがあんまりにあんまりなんでね。美味しい食事が出来る機会は見逃さないんだよね。」
「えー?いいんですかぁ?じゃあ、今なら丁度良いですよね?」
「あ、僕、給料日15日なんだ。社員さんは20日過ぎでしょ?来月、みんなが給料日前って時に連れていってあげるよ。」
「わかりましたぁ!楽しみだなぁ。」
「いっつものボロのスーツじゃなくて、ちょっとはマシなスーツにしていこうか。」
「え?どうしてスーツ…じゃあ私もスーツにしようかな。」


うーむ、ちょっとフォロー入れただけ、のつもりが…妙な方向になっている…?
という事で、僕はまだ作業が残っていたのだけれど、彼女は残業終了。とりあえず留守は僕が預かることにして、彼女を先に帰そうとすると…。


「じゃあよしつねさん、お先に失礼します。」
「はい、おつかれ〜。」
「んと、よしつねさんに、これをあげます。」
取り出されたのはオレンジの乗ったピールケーキ。なかなか美味そう。
「お?え?いいの?高そうなのに。」
「私、オレンジのピールケーキって苦手なんですよね。」
「ちょwwwじゃあ、何で買ったのw?」
「友達にあげようと思って。でも今日は止めにしますから。」
「本当にいいの?今からでも間に合うんじゃない?」
「うーん、ゆっくり出来無さそうだし、また今度、ゆっくり逢う事にします。」
「解った。じゃあ、ありがたく。」
「妹さんと食べてくださいね。」
「え?やだよ、一人で全部食います。折角貰ったんだから。」
「そうですか?それじゃ、失礼します。」
「はい、おつかれ。」


…とまぁ、こんな感じで。
実は、上記の会話の間には、結婚したい、早く子供が欲しいとまぁ…妙な話が出てきたり、僕がサーバ室に篭って作業をしていると、偶然逢って、他愛の無い話を1時間以上も続けたりと…。


あまり意識はしていなかったけれど、これって、押せば行けるってパターン…だよなぁ。


しかし、しかしである。
鶴岡師匠から職場での狩猟は後が面倒なので厳禁であるとの貴重な意見もあるし、今までそんな事、意識した事も無かったのになぁ…彼女だって、焦る歳でもないし、ビジュアルは普通だけれど、器量は良いと思うし。
それにだ…妹と同じ名前という事で、そういう雰囲気が一切想像できないんだよなぁ。
なんつーのかな、想像しようにも、実に想像しにくい。


今回の食事の件も、普通に食事して、とりあえず駅まで送って行って以上、意外に何も想像が出来ないんですが…本当の意味で、妹って感じだよなぁ。
いやいや、こういう方が長続きするかもなぁ、とは思えるんだけれども。


うーむ。
女性がとにかく多い職場だけあって、他に気になるというか、美人で器量良しが山ほどいるんだけれど、なぁ。
何故に彼女なんだ? 不思議だ。


いずれにしても、驕りの約束は約束、美味い飯は食ってきますよ。

*1:この場合、9つも歳が離れている。ブリアレオスとデュナンと同じに歳が離れている