社会派?よしつね

いくつか書きたい事がありましたので。マイナスドライバさんへの返答もかねて。


ライブドア・ショックについて。
いんぼー説大好きのよしつね、耐震偽造問題との絡みでちっとでも耐震問題から目をそらす為に売られたか堀江社長とまぁ、妄想ばりんばりん、体外摂取が違法な薬物ですか?
ってのは否めませんが。そんな事をちらりと考えてみたり。


投機的な株式はギャンブルと言っても差し支えない程のリスクがあると思うので、今回の株価騒動は致し方無いのではとも思っています。
加えてこの株価下落から復元の流れの中で、儲けを出す人間もいるという点を忘れてはいけないと思います。


そしてヒューザーの小嶋社長の答弁。
これまた、ごくごく私的な意見ではありますが、今のやり方では何も変わらないままだと思います。何か、TBSではダンカンが義憤とでも言わんばかりに猛り狂って、デーブ・スペクターを抑え付けていたのが微妙に面白かったのですが、それはさておき。


既に小嶋社長の処理能力をとっくに超えている現状、彼を叩いても何の進展もない事は明白でしょう。
被害の保障どころか、その方策さえままならない、既に思考停止状態にある人間を叩く、証人喚問は、僕の目からすると政治家の人気取りにしか見えません。
そして、被害者に対して証人喚問は火に油を注ぐ結果でしかなく、対処までの時間を少しでも減らす事を目的としているのであれば、進展の無い証人喚問こそが税金の無駄ってものです。その分、対策費用に廻せと。
僕の考える理性的な対処は、以下の二点。

    • 1.被害者の保障を国策レベルで進める
    • 2.再発防止策の徹底



んでさ、これほどまでにでっかい問題、小嶋社長単独で出来ると考える方がおかしいと思う。その偽装ルートの解明には、証人喚問で晒すのではなく、特捜の編成など、もっと具体的に出来る事があるんじゃないか?
そう考えています。


絶対悪として、叩きやすい対象を置き、本当に対処しなければならない事を隠蔽する手法は最もありふれた手段であるが故に、皆陥り、本質を問う事が出来なくなります。
簡単に言うと、トカゲの尻尾切りでぶるんぶるんしている尻尾を見ていたんじゃ、本質はいつまで経っても見えず、第二第三の耐震偽装で騙されるぞ、と。


最後に、つい先程見ていたバンキシャについて。
ライブドア強制捜査に色々と突っ込みを入れていましたが、ハードディスクのメール復活にて、井原さんを呼んでいたのは良い感じ。
でも、コメンテーターの堀江社長に対し「人の上前を刎ねる商売」というのは、ちょっと違うんでない? 株式投資は最低限の資本さえあれば、日本のかなりの数の人が行なえるものだし。気持ちは解るが、強制捜査後にこういう物言いは好きになれないなぁ。
「敵を作りすぎた」ってところは同意だけれど。


という訳で、先週の二大ニュースを扱ってみました。