正論だけれど、無茶言うなぁ…

まずはこれを。



言いたい事はとてもよく解るし、事実正論であると思う。在るべき姿、というやつね。
しかし、人間が管理している以上、こうした不確定要素込みの事故は当然起こると思う。


僕は危機管理というのは、どうしてもという部分はハードウェアでカバーするしかないと思う。一律に閾値とか設定をしたら、それを遵守しない限りは動作しないという仕組みを前もって、例外無しに適用する、というシステムにするしかないと思う。
逆に、クリティカルでは無いポイントはハードウェア制御の閾値に余裕を持たせる、と。


どうしても、こういう頭からブッタ斬りの意見というのは、根性論と紙一重な気がするのですが、皆さんどう思います?


…とは言うものの。
遺族の前でそれを言う勇気が無いので、僕はここで書いているのだが。やっぱり、唯一無二に存在するのは死、であるし。
難しいね。実に難しい。


コンピュータセキュリティにちょっと関わりのある仕事をしている身としても、このさじ加減は命題です。高木先生みたいに振舞えるのであれば全く問題ないのですが、現場に非常に近いところにいる人間としては、全て安全側に倒すというのは実に難しい。