忘年会

昨夜はお世話になっている会社の忘年会がありました。
自分の直接お世話になっている会社ですので、営業の意味も込めて参加。
…と、思ったのですが…。
ハイキタコレ!なにこの面白い飲み会!?
という、久々に美味しいお酒が飲めました。


この手の飲み会と言うと、大概が見たことも無いレアキャラの親父に差し回しとか仕事の極意と称する酔っ払いの愚痴聞きという、忘れたくても忘れさせない状況が延々2時間以上も継続する、不毛もいいところ、日記のネタにもならん、こんなんだったらバイオ4の続きをヤラせろや。…というのが、通例と言うか、ごくごく普通、当たり前の忘年会となります。社会人の場合ね。極端に言うと酒が入った上での営業という訳です。


しかし、昨日の飲み会は…。
まず、集合で皆、会場まで迷う。
僕は仕事を最後までしていたので、一人でさっくり来れたのですが、その他のメンバーが待てど暮らせど来ない、仕舞いには僕が電話でナビゲート*1という状況。この時から、あれ?と思っていたのですが…。


10名という少人数での敢行、中華でメインイベントは北京ダック、それが今回の仕様です。
恒例の自己紹介。
僕はどうやら、グループリーダ、僕と同時期に入ったキャリアの女性、その次の年齢ですから、かなり若い集まりになったな、とは思っていました。
この時こそ、ああ、いつもの展開だよなぁ…と思っていたのですが、生中のジョッキが二つほど空いた頃から皆爆裂。


まずは、お世話になっている会社の25の女性の突っ込みが、妙に鋭くなってきている。気がつくと杏のお酒がロックになってますよ!
そして、キャリア女史35歳が仕事の話から一転、グループリーダのナルシスとっぷりをワンショットワンキル、100マイルストレートでずばんと突っ込む。
「家では僕、焼酎からバーボンって飲み方ですよ。ええ、その時に映画を…ジョー・ブラックによろしくを見ながらね。」
「その香りの強いお酒に酔いながらジョー・ブラックってところがもう、自己陶酔…いや、ナルシスト入ってるんですお!」
キャリア女史はともかく、25の女性は、最初の挨拶ですら、聞こえるんだか聞こえないんだかって声で話をしていたんですけれど、こんなのの応酬が、延々2時間以上、もうよしつね笑いっぱなしでした。


当然ながら、話の矛先は僕にも回ってきたのですが…件の失恋話をすると、意外にも同情される。
その前にグループリーダに、
「よしつねさん、彼女いたんですか?」
「ええまぁ、はい。」
と、まるで意外という突っ込みをされていたのもあるのでしょうが…ってか、彼女がいたのがそんなに意外だったのかいっ!自分だっていないのに!


「よしつねさん、真面目ですよね。相手の親にさっさと挨拶しにいくとか。口調だって丁寧だし。」
「いやぁ、そうなんですが…それでふられちゃ世話無いですよね。」
「うんでもま、それはよしつねさんのいいところに気付かなかっただけ、まだチャンスはありますよ。」
「は、まぁその…ありがとうございます、そういってくれると助かります。」
うーむ、本当に意外なフォローだ。こんなフォローが帰ってくるとは思いもよらなかった。どちらかというと…。
「それで振られちゃうんだから、よっぽど何かあるとか?」
って突っ込みが来るものだとばかり。


「いや、私も親からは結婚を勧められなくなりましたけれど、諦めたわけじゃないんですよ?」
「私もそうですよ、ええ。」
「僕もそうです。」
何か、妙なところでまとまり、この話は終了。
この後、ダーツの話や酔った上での乱痴気騒ぎの話などで盛り上がってタイムアップ。一杯食べて飲んで、たくさん笑えていい飲み会でした。


久しぶりに一気にお酒を飲んだので、酔いが回ってしまい、二次会はキャンセルしました。


飲んだのは新橋だったのですが…松下電工本社ビル前のクリスマスのイルミネーションがとてもきれいでした。一人でいるのが、とても残念な瞬間でした。

*1:本来、僕は参加予定ではなかったのですが、急遽、飯田橋勤務に戻ったので参加したので、実は会場の場所も地図でざっと見ただけだったのです