劇場版 伝説巨人イデオン 接触編

いやぁもう、富野監督の作品はちゃんと見せ場を作ってくれるからいいねっ!
なんつーか、イデの無限力*1あたりの理屈はもう、今見るとどうして良いのやら、なんですが訳の解らない巨大な武力とそれに翻弄される人々ってのが、実に良く描けていると思う。


TV放送の方は、もっと逃避行なテイストが強かったのですが、映画ではあっと言う間に地球ですからねぇ・・・アクションがとにかく多かったです。


富野監督の映画で気になる点と言えば、やっぱり新作カット。
とにかくお金をふんだんにかけられる*2ので、クオリティが高すぎて浮く、ってのはあります。
まぁ・・・Zガンダムほど違和感は無いですが。*3


でも、本当に気になるのはやっぱり発動編。皆殺しの富野の本領発揮ですから。そして明るいイデオン、意図せずネガティブキャンペーンというのとセットで思い出すともう・・・。


早く発動編が見たいなぁ・・・。



*1:むげんちから、と読む。ダンバインのオーラ力と同じ読み方だね

*2:TVシリーズに比べて、という意味。でも、TVシリーズとは明らかにクオリティが違うので、一発で解ってしまう

*3:とはいうものの、Zガンダムのアクションシーン、特にフランクリンとカミーユのバトルもそうだが・・・やっぱり、ジャブローからの脱出時の攻防戦は、ここ暫くで見たガンダム・・・というより、人型のバトルシーンとしては最強の出来だと思う。スピード感、構図、クオリティどれをとっても。ロボットバトルが好きで未見の人はDVDで是非。SEEDのレールガン撃って以上、に比べたらもんの凄く面白いバトルになっているから