いわゆる、トレンディドラマよりは・・・事実は小説より奇なり、ただしヤラセあり?



最近、この手のが流行っている気がする。



他人の恋愛ほど面白いものはない、とはよく言いますが・・・。
女性の口から、この手のを語られると、ちょっとげんなりする僕こと「よしつね」ってのは、一体何なのだろう。
なんつーのかな、自称「モテ系のキャリアウーマン」が「発展途上系ガノタ」という構図が既に気に入らないのかもしれないし、見ようによっては、というか、このページの記述にある通り、恋愛のスラム層な野郎を相手に女神様プレイですかい?
・・・という、大変にひねたものの見方も出来てしまう、という訳なんですよ。
これだけの偏見を醸成しているのは、偏にmixiの件の日記を見ていないからなんですけれどね。2chと違ってまとめサイトがあるわけでも無し。そう、ネットが絡む出来事で、特定の人間しか状況を知り得ない*1、という点にあやをつけたいのかもしれない。


いずれにせよ・・・・。
彼女のいわんとしているところは、実にもっともだし、言っちゃ何だが、今更感もあるかもしれない。第一、今の女の子で、ビジュアル的にアレという人はかなり少ないのと同様、今のヲタは服装はそれなりだし、磨けば輝く野郎どもはごまんといるし、デフォルトでスゲェビジュアルもいる。例えばGacktとかね。
自分としては、そも、バーにまで進出できる時点で、オタクというカテゴライズが適切ではないと思う。勇者王ガオガイガーFINALからの引用だが「勝利するものは、勇気あるもの」の言葉通り、または機甲戦記ドラグナーのオープニングよろしく「戦いもせずに諦めるよりも、選んだ自由に傷つく方がいい」って事なんだと思う。そういう、自分で何かをしたいという明確な意志が介在する場合、変なカテゴライズは煽り文句にしか聞こえず、普通の恋愛を普通じゃない恋愛にするためのマジックワード、というだけのようにしか・・・。
「失敗すると思うものは必ず失敗する」ってマーフィーの法則があるのだが、そんな事を言ったら、全て確率論で終始してしまうし、人の心ってのは意外な動きが当たり前に存在するし。心理学を専攻していた彼女に言わせると、全て統計学、らしいのだけれど。その割には情熱的だよねっ。


さておき。
一方では実に正鵠を突いています。まず仮想敵化。この手の偏見・・・例えばヲタはデヴで眼鏡で汗くさくてキモくて貧乏な上に訳わからん言動、キャリアウーマンはスリムで金持ちで恋愛上手でメンソール煙草でアバンチュールで長続きしなくて先天的にヲタの濃い話は耳に入らない、という偏見は、実に尤もであるが本当の偏見だ。
ヲタはばーなぞ来ない、ってのは間違っているし、キャリアウーマンが「認めたくないものだな・・・若さ故の過ちというものを」に対し「自分自身の、が抜けてますよ。」という突っ込みは絶対入らない、という保証もない。
ビジュアルって言ったって、タカキューでも行って「芝居見に行く、かっちり系の奴!」の一言で良いし、髪は駅前の美容院に突入して「清潔な感じで!」でokだ。
最後は・・・自分自身を少しでも変えようと思う、変えるというのが適切でないなら、幅を広げようとする想い、なんだと思う。


しかし、逆にヲタがお洒落に気を使うようになったら強いぞ。
香水やら靴、アクセで一晩は語れるくらい余裕だし、ワインの知識だってするする入るぞ。服の組み合わせなぞ、洒落た外し方のヴァリエーションで一般人を圧倒できることしきりだ。何故なら、知識が先行するのがヲタ、実践で慣らせば説得力が違うってもんですよ。豊富な知識量、それがヲタの最大にして最強、最高の武装なんですから。
よしつねが思うに・・・その容量をちょっとだけ、モテ要素に振り分けるだけで、一般人を凌駕できる、そう思っています。


長すぎた。まとめます。
恋愛に「型」は無いって事だと思います。
但し、電車男をしらんという件は、どうなんだろう?十二分に意識している点が無いとは言わせない。じゃなかったら、本など出さずに、ネットの片隅にひっそりと、良い話として落ちているだけなのだから。

*1:リアルでは、こんな事は当たり前でこの辺が気になるのは、精神的に病んでいる状態だけ、だと思うのだが・・・無論、例外があり、それは恋愛中の恋愛対象の事。これはどうにもならん。まさに病気だわ