ショーン・コネリーつながり

折角だから親父好きよしつねお墨付きのショーン・コネリー映画を。
最近の…リーグ・オブ・レジェンドのようなニガワライ的な役も好きなんですが、僕の中で、彼の一本を挙げるならば「アンタッチャブル」でしょう。
エリオット・ネス役のケヴィン・コスナーやジョージ・ストーン役のアンディ・ガルシアってごっついキャストが揃っていながら、完全に主役を食ってしまった映画。まーなんつっても、ロバート・デ・ニーロのカポネがあまりに強烈だから、それに対抗するにはマローン役のショーン・コネリーぐらいじゃないともしかして、カポネ映画?*1になってしまいます。
特にお勧めのシーンは銃撃され血みどろになりながらも電話に向かって這っている彼には鬼気迫るものがあり、胸を熱くさせられます。
それから、この映画のいいところはラストのネスがあまりにベタで期待通りだけれど、それを素直にやってくれるところ。それからオーラスの一言。
この映画は娯楽作品はかなりの上質です。キャストだけで目が眩みそうなんですけれどね。あの有名なテーマソングと共に、たっぷり楽しんでもらいたい親父映画の一本です。
現実のエリオット・ネスは晩年、アルコール中毒になったと聞き及んでいます。

*1:僕の中では、アル・カポネといえばデ・ニーロです。裏切り者を野球に準えて撲殺するシーンは最高です