巨星、墜つ!

僕が今の職場にお世話になった時から聞いていたラジオ、文化放送超機動放送アニゲマスターが6年の幕を閉じます。今から思い出すと、本当に色んな事があったよなぁ。
開始当時はニッポン放送岩男潤子おねーたんとおまけのそーぐちアナ*1がパーソナリティのアニガメとコンセプトが見事にバッティングした番組であって、両方聞き比べて非常に楽しい思いをしたもんです。
僕はとても重度なラジオドラマジャンキー*2なんで、アニゲマスターを聞きつつ、アニガメ前のラジオドラマ「DTヴァンパイア*3」をカセットにとってました。
アニガメ内でも「ダブルバインド〜the glasses of perfect blue*4」という、これまた潤子おねーたん全開なドラマを流していて、すっかりめろめろ骨抜き状態でした。が・・・後が続かなかった。
アニガメがどんどん規模を縮小するに反して、アニゲマスターはとにかく強力な布陣で攻勢をかけます。何せ池澤春菜たんに菊池志保たんですよ!マスター!
「アニメとゲームのマスターですもの!」というキャッチから入り、もう豪華ゲストとコーナーの最強布陣でアニメ放送が殆ど無い土曜の暇を持て余すオタクども*5を釘付けにしたって訳です。ちなみに榎本温子もここの「エチュード」ってユニットからソロのコーナー、そしてパーソナリティーとなった訳です。
中でも印象的な回はやはり初期になるなぁ。春菜たんがせがた三四郎こと藤岡弘。にめろめろにされていた時は聞いていて面白すぎました。
アシスタント入れ替わりから徐々にパワーダウンが見受けられました。とにかくコーナーが多くなって、フリーとかゲストが少ないし、野球シーズンは21時から2時間という巨体が災いして、殆ど聞けない週やメインパーソナリティのおたっきぃ佐々木氏が入院したり・・・でも、アニガメのそーぐちアナが乱入したりと、ネタに尽きない番組でもありました。
しっかし、今思い出しても、この番組と僕の人生の波乱は妙に符合していて、聞かない時でも「あ、今アニゲマスターやってるなぁ」と思う番組でした。
ラストの週、今週は今までのアシスタント全員出演だそうで、かなり楽しみにしています。何処かで復活してくれないものだろうか?
最後に・・・歴代アシスタントで一番好きなのは山本麻里安というマイノリティーと言うより過疎化地域住民なよしつねでした。

これ、もう少し書きます。

*1:少なくとも僕の中ではこういう構成だ

*2:今の僕を知る人達だと「ツインビーパラダイスからでしょ?」と思われるかもしれません(せめてマダラからでしょ?と知って欲しい)が、とんでもござぁせん!古くは「ガイアギア」「沈黙の艦隊」からです。本当はNHK-FMの青春〜を入れたいところですが、あまりにマイナーなんで除外しています

*3:DTヴァンパイアは近未来の管理社会の東京で吸血鬼の噂が・・・といった感じで始まる、近未来サスペンスもの。遺伝子差別と管理社会をテーマにしたなかなかの作品。ニッポン放送は、実はこの手のラジオドラマが好きらしい。先に挙げたガイアギア、沈黙の艦隊の両方ともニッポン放送だったはず。のちにDTヴァンパイア97として、世界観を引き継ぎ現代劇化した。更にイニDファーストシーズンの前にやっていたアニメDTエイトロンはこのDTヴァンパイアの世界観だけを脱脂粉乳のようにして、ヒロイックな要素をちょいと入れてみた作品。田中良の動くキャラ見たさに見てました。エイトロンシュートって一体・・・

*4:タイトル通り、映画パーフェクトブルーに関わっている。このラジオドラマは一個の独立したストーリーではあるけれど、パーフェクトブルー内では「劇中劇」、つまり主人公たちが撮影しているドラマという位置づけで、キャラクターの配置とギャップが見ていて/聞いていて面白い

*5:当然ながらよしつね含む