30分で書き上げた種の存続に対する文章

原始的欲求から種の存続に対する…って文章を見たので、ちょこっとだけ。*1


実はこの辺、ミクロとマクロもそう変わらないんじゃないか? と思う次第。
解りやすい例で言うとガン細胞ね。アレはバイタリティと増殖能力が並外れた細胞なんだけれど、元を正すと『デッドコピー』であって、複製ミスの産物な訳ですよ。


よしつねとしては、増えすぎるとデッドコピーの割合が上がって、次にシフトさせるきっかけをつかみづらくなっているのが現状なんじゃないか、と思うんですね。
但し、これはあくまで生存競争というレベルの話でのみ語れば、というところ。


では人間はというと、天敵がいない*2ので、食い物は何でも良い訳だし、加えて知恵という『基本は楽したい欲求』や並列化*3までやっちゃっているので、滅びようが無い。というより『人類存亡の危機』なぞ、それこそ映画やアニメの中でしか語れない状態、というくらい、この星を覆っている訳だ。


こうなってくると自壊は目に見えており、それを回避するってのは、正直難しい。
それこそ生殖能力がなくなるとか、擬体化とか、本当にヤバイ縛りが入らない限りはかりそめのユートピアでゆりかご願望を堪能しつつ、死を待つだけの存在になると。


実はそこまで長い時間を掛けなくても、あと数世紀でエネルギー問題からぶっ壊れていくのでしょうけれどね。


よしつねとしては、そこが人としての勝負の分かれ目なんじゃないかな、と思います。
個人的には是非とも宇宙に目を向けて欲しいのだけれど、正直、肉体という脆弱で重すぎる枷がそれを阻むので、実はあんまり現実的じゃ無いと考えています。希望はともかくとして、現実は厳しい。*4


ちょっとレイヤーが上になってしまったかな。でも、こういうのを考えるのも、時には楽しいですね。


あ、そうそう、脳内日記はまた今度。

*1:しかし、某氏のコメントの外しっぷりが外角とかそういうレベルじゃなく、ピッチャーがおもむろにバットを取り出してジャコビニ流星打法だったのは、逆に面白すぎた

*2:強いて言えば共食いなのだが、それも生存に直結していないので、天敵レスと言ってしまっていいかもしれない

*3:ネットの事。といっても完全なものではないため、ひじょーにゆらぎが大きい。影響は大きいがカタストロフに強い。逆にこれがネットが成長し続ける理由でもある

*4:実はこの後の数行、色々と考察したのだけれど、時間の関係でまとまらなかったので割愛