コールオブデューティ4から色々と

…と、言っても、ゲームの話は全くありませんが…。


件のコールオブデューティ4、今までのシリーズは過去の史実に基づくゲーム作りだったのですが、今回は架空の現代戦…というより、カウンターテロを中心としたストーリィなんですけれど、このゲーム、航空支援ということでヘリを呼べるんですね。
んで、このゲームに出てくるヘリがなんというか、ハインドをベースにアパッチのパーツをスクラッチしたような*1機体に見えたので、ロングボウアパッチを見てみよう、と思ってこちらを。



ヤヴァそうですね。『ぶっ殺す』感が滲み出ていますね。
んでさ、映画『アパッチ』*2で墜落したアパッチからスティンガーをバラして打ち出すシーン*3があるじゃない?え?知らない?…う〜ん、ま、そうだよねぇ、ま、そういうシーンがあるわけだ。*4
確かこの兵装をMANPADS*5とか何とか言っていたなぁ、と思ったら、こんなのが出てきた。



これ、上記の肩撃ち式のスティンガーに対する物で、旅客機に取り付けてレーザーでミサイルのシーカーヘッド、所謂誘導装置*6を使い物にならなくする、というもの。後方警戒レーダー*7にレーザー照射装置を連動させたものなのかなぁ。
レーザーでミサイルを殺すって方法が実用化されそうだ、というのは刺激的。アニメやゲーム…特にマクロスプラスでは、後方警戒どころか、寧ろ相手を打ち落とす出力のレーザーをぶっ放していましたけれどね。
そして、特筆すべきはこれが旅客機に搭載するものであること。


最近のテロはハイジャックなんて手法は使わず、要人が乗った航空機ごと爆破するという手段が可能になりつつあるため、こうしたものが必要なんだろうけれど…物騒な世の中になったとしか言い様が無いねぇ…。


んま、それはともかく。
コールオブデューティ4はリアル系FPSでありながら、ヘッドショットにこだわり過ぎない*8リアル系FPS初心者でも十分楽しめる作りだと思います。
特によく表現できているなぁと思うのが戦場のカオス感…味方の誤認や巴戦のぐだぐだっぷりがとてもよく表現出来ていて、この描写だけでもオススメできます。
また、オンラインではレベルによる兵装の強化やパークというスキルを組み合わせてオリジナルの兵装パッケージ&能力を組む事が出来るので、モチベーションの維持も十分です。
レベルによる兵装の差別化が結構キツ目なので、序盤がとにかく厳しいですが。
また、キャンペーンは演出が秀逸で、ノーマルならば、ここを読んでくれているHaloプレイヤーならばノーマルであれば楽勝でクリアできる割にはストーリー、シチュエーション共に楽しませてくれます。


オンラインのプレイヤーも多いので、未プレイの人は是非。
XboxLiveで僕とバトル!

*1:…というより、普通にはインドかも?

*2:アパッチのヘリパイの物語。極論するとヘリパイ版トップガン。ヘリパイがIHADSS(アイハッズ、ヘルメットに装着する統合表示照準システム。あのモノキュラーみたいなディスプレイが付いている特徴的なヘルメットね)を克服する物語…と、書くとかなりアレなのですが、普通に面白いのでオススメ

*3:現実にはこれは出来ないらしい。発射機をアパッチが搭載していないとの事。それに、wikiのスティンガーミサイル(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB)によると、コクピットからの遠隔発射プログラムに書き換えられているらしい

*4:ちなみにコールオブデューティ4でも、キャンペーンではそういうシーンがある。無論、ヘリからバラすのではなく、納屋に隠したジャベリンという地対空ミサイルをぶっ放すのですが

*5:個人携帯型防空システム、とでも訳せばいいのかなぁ。携帯式地対空ミサイルのこと

*6:日本のロケット開発はミサイル開発に転用できるということで航法系の…所謂アビオニクスにかなり制限が加えられていたらしい。というより、誘導装置とならないアビオニクスを組むのに苦労したとか何とか…

*7:飛行機、特に戦わない奴はコストの関係で後方に照射するレーダーを装備していない場合が多い。また、軍用機はレーダーと航空機の特性から下からの攻撃に比較的弱い。この弱点を克服するためにルックダウンレーダーというものが開発された

*8:トム・クランシーシリーズのリアル系FPSはヘッドショットにこだわり過ぎていると思う。その割にはボディアーマーとかの効果がわかりづらいし