やる夫の職業シリーズ
読み物として十分面白かった。
- やる夫が小説家になるようです
- やる夫が麻雀プロになるようです
まず小説家の方。
必携アイテムの人名辞典と類語辞典、それから大塚氏のプロット作成の基本書籍が書いてあるところがポイント高い。その他、新人賞やら構成方法やら良く知っているなぁ…と、思ったら!編集さんじゃないですカッ!*1
それから長門ファンの人ごめんなさい、よしつねは長門フラグが設定されておりません。
麻雀プロも良く出来ています。
後半の展開が陳腐だとか言われていますが、よしつねとしては安易なハッピーエンド、大好き!*2なので、話としても十分楽しめました。
しっかしよく知っているなぁと思うのが、麻雀業界のごたごたをしっかりと盛り込んでいる事。プロレス団体並にごたごた、分裂がありますからねぇ。それからプロの金の稼ぎ方も。この辺は本当に良く知っていると感心しきりです。
しかし、プロ雀士がどこからか給料もらえるって思っている人、多いのかな?
というわけで、やる夫シリーズ、かなり期待しています。