まずは興味を持たせること 〜観点・認識を与えるということ

よしつねが以前就いていた、セキュリティ関連で面白い資料があったので。



資料の前振りにある通り、技術的な事でもなく、後半は本当にネタ…但し、このネタが今年の夏にnice boat.というあまりに有名な言葉を生み出したアニメが元ネタなのですが、色々な事を考えさせてくれる資料なので、一読をオススメする。
無論、ネタとしても十分に面白い読み物ですから。


そして、僕がとても感心したのが、その手法。
『セキュリティに対しまず興味を持ってもらう』ということ。
これは本当に大事で、実はセキュリティに限らず、あらゆる交渉事に必須な要素であると僕は思うんですよね。特に、こちらの意志を通す場合の意味合いを持つ交渉では。


そりゃそうだ、全く興味もそそらない事を、しかも要らない処までペラペラとまくし立てられても『それって、催眠商法と何か違いが?』…いやいや、それ以前に『意味不明、理解するのが面倒』となってしまう訳ですよ。
まず、もっとも最初にクリアすべき事は『興味を持ってもらう事』『相手の解る(もしくは知りたくなるような)言葉で話す事』であると思います。


そういった観点を込みで、この資料の後半、腹の底から笑えるネタではあるものの、書いてある事は核心を突いています。まずは一読を。