龍が如く PS2

ちょっと前回のムービーが不甲斐なかったので、改めて別のムービーを。



しっかし、遊べば遊ぶほど、セガテイストが感じられて、楽しいですね。
GTAライクの箱庭ゲームではあるのですが、GTAに比べると一本道ゲームです。しかし、ストーリーが浪花節なれど、とても良いので気にはなりません。


一番の遊びどころとしては、僕はやっぱりバトルですね。
敵を倒せば倒すほど、強力な技が使用できるし、しかも、いかにもヤクザらしい、洗練されていない、ゴリ押しな技がいっぱいってのが素晴らしいです。それに、ダイナマイト刑事ばりの攻撃アイテムの数々というのが素敵すぎです。
ダイナマイト刑事はちょっと、ネタ路線だったのですが、龍が如くの場合は、鉄パイプ、スツール、テーブル、自転車、ビールケース、木刀、ヤッパ、ドス等のいかにもな武器の数々。これはいいっ!
しかも全てにヒートフォース(必殺技)が設定されている!*1


ゲーム中、GTAよろしく様々なサブイベントが発生するのですが、それがどれもこれも楽しいです。殆どのイベントは殴り合いで解決なのですが、これがまた爽快。
しっかしこの桐生一馬、本当にトラブル体質で面白すぎます。また、選択によってはあまりに人が良すぎて極道というより腕っ節のあまりに強すぎる、慈善事業家に見える時があります。
それもまた、ギャップが楽しめてよし。当然、極道ならではの選択もありますが。


個人的に頂けなかったのが、スロット。
とあるイベントでコイン枚数を稼がなければならないのですが、僕はこれが最も苦痛*2でした。まぁ、クリアしなくても、本筋には関係無いイベントですので、よしつねは結局、諦めてしまったのですが。


任侠道に興味がない、スマートな方が好き、という方にはウケないかもしれませんが、ゲームとして本当によく出来ています。お勧めです。

*1:ヒートフォースというのは、主人公のテンションみたいなもので、敵を倒せば倒すほどゲージがたまり、一定以上になると『極アクション』の数々で大ダメージを与える技が繰り出せる、というもの

*2:リアルのパチンコやスロットにおいても、よしつねは結局、馴染めませんでした。学生の頃はモーニングがまだあった時代…かれこれ15年前…に、割の良いアルバイト代わりとして打っていましたが、今となっては、音楽も聴けない、騒音が激しい、動くに動けない、単純作業を4時間も5時間も続けなければならないで、どうにも耐えられません。ならば、普通に働いていた方が、安全確実に稼げる、と、気付いてしまったからです。ギャンブルは決して嫌いではないのですが、やっぱり他者との駆け引きとか勝敗が決した後の考察/言い訳が楽しめない博打は、僕にとってはつまらないです