暖かかった?浜松の一日、うなぎなし

一日前の話です。正に日記。


朝もはよから新幹線で静岡県は浜松に乗り込み一時間半、眠れるか眠れないかの難儀な状況のまま、浜松駅前入り。


現場に入場するには腕章が必要なのであるが、それを、現地のゼネコン・・・というより、セミコンか。に、取りに行かなければならないが、よしつねが率先して志願。
新浜松から上島ってところに行く。何故志願したかって?
浜松の空軍基地があるからに決まっておろうがっ!*1
実は浜松に着いた瞬間から、ジェットの爆音がしていて、どうせなら少しでも近くでみたいと思っていたところなんですよねぇ。
そして・・・。
きたきたきたきたぁぁぁぁぁ!この耳をつんざく爆音!もう基地周辺の住民の皆様申し訳ございませんってくらいの喜びの舞。
垂直尾翼が一枚、だけれどちょっとでっぷりしている?でも、さっきからタッチアンドゴーみたいなことをしている?くぅ、なんで双眼鏡を・・・コンタクトすらはめてないよ、くっそう、ああ・・・もっと近くで見てみたい・・・しかし、社会人としてわずかに残された理性が、よしつねを件のセミコンさんに歩かせます。


そんなんで、腕章の枚数をすっかり失念、確認の電話を上司にするが出ず、とりあえず8枚もあれば良いだろうと判断して、事務のお姉さんから腕章ゲット。


…もう絶対入らないと誓った工事現場に入る。実に十年振りである。
埃たなびく中でDSUからADSLモデム、ルータ、スイッチと次々に開梱して設置していく様はまるで特攻野郎Aチームよしつね脳内でな。


PCの開梱からセッティング、内部構成の調整に入る頃には、すっかり他の現場職人さんも入ってきているわ、セメント練ってるわ、サイディングボード切っているわ、Pタイル張っているわ、アルミ切っているわ、据付の設備がガンガン搬入されるわで、それはもううえやしたやの大騒ぎ。しかも、PCのセットアップを進めると同時にオペレーション・デザートストームですかここわ?という粉塵に防塵マスクも無しに、裸電球の下でキーボードをかたかたしているよしつね。
脳内で勝手に爆音が聞こえてきそうなシチュ。大好きでお気に入りのコートが埃まみれでも仕事。


その日の夜・・・。
ビジネスホテル*2に荷物を放り込むと、ウナギウナギ言っている僕及び同僚一名を後目に、さっさと牛角を探し当てて予約を入れる上司。
・・・いや、良いんですけれどね、でも、せっかく、こう、浜松ですから、ウナギですから・・・。


「素敵な店員さん、八海山をもう一杯お願いします。」
「はいっ、よろこんでっ!」
と、可憐な声で受け答えする牛角の店員さん。隣は大学生のサークルか何かで、落ち着いて食う雰囲気じゃないのが、ちとアレだが、もうロースもカルビもPトロもご飯もさんざん食って、残るは発注済みのデザート処理だけである。構うまい。
会計をちらっと見たのだけれど、ウナギを食べた方がどう考えても安い合計額であったが、3kでいいよ、という上司の言葉に甘えて酔った振り。


しっかし、みょーに親父臭ただようビジネスホテルに戻ると、流石に酔いが回って、エロビデオのサービス時間があるかどうか、確認もしないで泥のように眠り、出張一日目が終わりました。

*1:良い子のために注釈。航空自衛隊浜松基地のことです。決して軍ではありません。何が飛んでようが

*2:7kも取るだけあって、駅から・・・イコール現場から・・・4分程度。近い。6畳程度に設備はユニットバスに基本無料、有償チャンネルありの14インチTV、ベッド、ドライヤー台とあっさりしたもの。んで、よしつねが気になってしょうがなかったのが、こんな狭いホテルにカップルで泊まっている人が居ること・・・って、何でこんなところで。それから、女性一人も意外に多く、本当はきっかけ作りに励みたかったけれど、八海山3杯は流石に無茶しすぎたった模様・・・