フライトシミュレータとフライトシューティング

最近のコンシューマのフライト系のゲームって、結構独自色というか、メーカごとの色が出てきて面白くなってきたと思うんだけれどね。2chのスレッドを見ていてちょっと。
僕はAceCombatもEnergy Airforceも両方とも好きだけれど比較はあまりに不毛だと思う。
雰囲気作りではACの方が圧倒的に上手い。特にAC04ではかなり極まっていると思うしね。Studio4℃の止め絵に敵のエースパイロット、イエロー小隊の隊長の話だもの。これは上手すぎる。それからオーラスはもはやお約束と化していますが、極端に狭い通路に戦闘機を突っ込ませて動力炉破壊はかなり燃えるものがあります。
翻ってEAは戦闘機の操作とかちょっと嘘が入っていつつも、それなりに良くできている挙動とかHUD以外にも実働する計器とかが魅力で、戦闘も実戦に準じたプロセスというのが魅力ですね。多少ヌルめでもゲーム機ならば良くできていると思います。
・・・つかね、リアル論争は不毛だと思うよ。
車ゲームならば、GTとイニDとバトルギア、どれも面白いと思うけれど、どれがリアルだとかってのは全く意味が無いと思うんだよなぁ。
フライトシミュレータで、ひたすらリアルを追求するならば、PC系を一度やってみると良いんだよね。でもね、ガンによるドッグファイトっつーか格闘戦なぞ、本当に最後の最後なんだから。例えば、PCでもカジュアル系と言われているDIDのF22を例に取ると、+

  1. AWACSの情報で大体の位置まで機体を誘導
  2. ステルスモードを若干下げて、敵機確認
  3. ウエポンベイ解放、武装セレクト
  4. HUD上でドットでしか表示されていない敵機にロック
  5. ステルスモードを最低にして、レーダーロック、ミサイル発射
  6. 再度ステルスモードを最高にして反転
  7. ミサイルが外れたならば、中距離戦に移行

・・・って、爽快感も何も全くないんですから。上記は戦闘の部分をピックアップしましたけれど、特殊な設定でないダイナミックキャンペーンだと、WayPointに移動させるので一苦労、アビオニクスのオペレーターっすか僕は?・・・と、なること請け合いである。それはそれで面白いけれど。
・・・と、言うわけで、カジュアルシムにはカジュアルなりの楽しみ方を見つけるのが、勝ち組だと思うのですが、如何でしょうか?