アームズマガジン ホビージャパン

えー、久々の書評がエアガン雑誌でアレなんですが、なかなかに面白かった記事が載っているので。
最近のアームズマガジンというと、ややマニアック志向から外れて、初心者歓迎というか、グラビアのおねーさんの軍装とか薄着とか、水着とか、あからさまな戦略が鼻につくというか、いよいよ持ってジリ貧な雰囲気も俄に漂うのですが、今月号は「押井守」の映像と銃器の世界というひじょーに濃いというか変なベクトルでオイリッシュな企画が冒頭に載っていました。なかなか良い。まだ捨てたもんじゃない。*1
特に読み応えがあったのが、6ページに渡る単独インタビュー。押井氏のマニアックかと思いきや、意外に実用性重視な銃の好みから入って、イノセンスの銃のチョイスの理由、そして戦艦と犬の話で締めてました。
特に戦艦の話は笑いつつもさもありなん、って思いました。「艦砲は自分のちんちんなんですよ・・・」の件は、男子ならば是非読んでみるべきでしょう。
それから、興味深かったのは猫の話。一緒にいても猫は別の世界を見ているんじゃないか?というのは同感。

*1:ちなみによしつねが好きなアームズマガジンのコラムは、サバゲー虎の穴という初心者向けのサバゲ実況コラム、フリーダムナイブズの社長は嫌いだが、ゲストが魅力的なブレードクラブ、日本と米国の差を赤裸々に語ってくれるアメリカの友人より、以上のコーナーが好きです。リアルガンや軍の話ならばコンバットマガジンの方が充実しています