NINJA GAIDEN xbox テクモ

xboxジェットセットラジオフューチャーもそろそろ、よしつね的に限界を要求されまくる*1ので、一息つこうと思ってNINJA GAIDENを始めました。がっ!
刃の下に心
という忍の文字通り、一本芯が入っていないと、とてもクリアなぞ出来ません。何せOPデモではいきなり阪修が語り、プレイ開始では自分一人、しかも操作解説なぞ一切ありません*2
そして戦闘、いわゆるゲームのカタルシスなんですが、どっちかっつーと雑魚でもクライシスな難易度なんですよ!看護婦*3さん!
いや、自分はハイスペック、しかもOne and Onlyの龍の牙よりモノコックで削りだした抜群の破壊力をもつ(らしい)龍剣を実装、加えて特殊技能に長けて壁走りやらハイジャンプやらのとてつもないマヌーバを決めることが出来るんですが・・・しかし!相手も下忍と雖も忍者なんですよ。単騎で相まみえる場合は圧倒的なスペックの差を起点にやりたい放題なんですが、一方、一対多の場合は絶技*4を駆使しても、最終的に囲まれると終わるという、実に忍者らしい(寧ろ現実的)仕様になっております。
這々の体で1stステージのボスに対峙すると、銀河万丈の声の琉球古武術使い、ぶっちゃけヌンチャク使いなんですが、「うははははぁスネェェェェェイク!」ジャンプもしない癖に防御は鉄壁、基本は背後をどうやって取るかというドッグファイトなんですが、背後に回った瞬間にグレート・ザ・カブキよろしく見事なトランスキックで壁に叩きつけられると、ヌンチャクをだだっ子のように振り回すと何故かハリセンではたかれる音がして死に至り堀秀之が「ぅぐおぁぁ・・・。」そしてプレイヤーは精神に壊滅的なダメージを負わされるという寸法です。いやはや全く。
最近にしては珍しいくらいの、プレイヤーキャラがデフォでエース仕様だがプレイヤー自身もエースでなければならないという、非常にスパルタンなゲームです。
いわゆる、覚えて倒すというデビル・メイ・クライにコンセプトが近いのですが、忍びの世界はプレイヤーも忍ばなければならないという、大変硬派なゲームです。DoATEAM NINJAだから・・・と甘く見ると大変なことになる、否、事実なった。
そんな硬派なゲームです。

*1:それでも「ネ申」とかは余裕、なんだろうなぁ

*2:途中、矢文ならぬクナイ文で簡単に教えてくれるんだけれども

*3:個人的に看護士、という言葉はあんまり好きになれないし、夢もロマンもない

*4:敵を倒すと出現するエッセンスという魂みたいなものを吸収し、敵を一撃の下に首ちょんぱ、もしくは鋭利な刃物でメッタ斬りにする。特にメッタ斬りの方は連続技だし、技の途中で目標を変えることが出来るのでこの上なく便利なのだが、絶技終了と同時にさっくり斬られて致死ダメージ、というのはよくあること