昨日の銀河の歴史

帝国では陰謀が蠢いている。幼い皇帝を誘拐し、旧帝国の復活を試みるランズベルグ伯とレオポルド・シューマッハ。しかしそれはフェザーンの差し金だった。密告により陰謀を察知した憲兵総監ケスラーは帝国宰相ラインハルトにそれを報告した。ラインハルトは秘書官ヒルデガルド・マリーンドルフに姉、アンネローゼの警護の説得を頼む。渋るアンネローゼだったが、ヒルダの説得に応じて警護を承諾する。一方、ラインハルトはこの陰謀を逆手に取るべく、フェザーン弁務官ボルテックを呼びつける。自治領主の代理と強がるボルテックはラインハルトの弁舌に乗せられ、フェザーン回廊の自由航行権を迫る。