アップルシード

フルCGに意味があるかというと、微妙なところですが、攻殻機動隊(SAC含む)がセル+CGであれだけのクオリティを出したものですから、じゃあフルCG…という流れだけではない、と思いたい…のですが、トレイラーを見た分にはどうも機械はともかく人物の光源処理がトゥーンシェイドっぽくってちょっとなぁ。キャラクターのアレンジはいい感じだと思うんだけれど。
話はアクション全編って感じになるのかな。多脚砲台やギュゲス、アップルシードデータブックに出てきた、超振動ワイヤーのテロリストが出てきているんで、映画の攻殻のように、話がスクラッチされているんじゃないのかな。多脚砲台奪取のカウンターテロが見所、といった感じなのだろうか。ベースは一巻で味付けが他の巻から、と。あくまで想像だけれどね。
設定は微妙に変えてありますね。デュナンとブリアレオスが過去に恋仲としているところや、ブリアレオスが先にオリュンポスに着いていたり、デュナンがオリュンポスに拉致されるといった状況がよりハードなものになっていますね。オリュンポスのバイオロイド比率も50%と控えめな数字になっています。
一番の期待は音楽。何と言っても、BoomBoom Satellites、Basement Jaxxの音楽を映像付きで見られるだけでも、個人的には見る気になります。そういえば坂本龍一も参加しているとか。
最後に…もうひとつの「美女と野獣」ってコピーはB級の薫りがするので止した方が良い。