有名店でもなかなか。

会社出ちゃえば午前様なよしつね、今日の夕食は上野に新しく出店された「光麺」で摂りました。例によってラーメンです。
基本的に有名店嫌いなよしつね、体調もそれほど芳しいとは言えないし腹もそれなりにしか減っていませんでしたが、気になっていた店でしたのでまずは行って見る事に。混んでいたら速攻却下で。
しかし11時も回るとこれが予想以上に客が少ない少ない。あっさり入れて注文は「熟成光麺全部入り」を注文しました。待つこと数分、というより3分経ってないって早さで出てきます。早い、早いよスレッガーさん!!
全部入りの具は潮のり、メンマ、高菜、長ねぎ、角煮、炙り叉焼、卵、揚げにんにく。これが麺のどんぶりの上に皿に盛られて出てきます。具の投入は自分で選べる作りです。ここまで挑戦的であるならまずは麺のみでいってみようじゃないか!…ずそっずずぅ…う、美味い…これが連邦の老舗の味かっ!
基本中の基本、醤油豚骨ですが野菜ベースのうまみ*1がよく出ている。最終的には醤油で締められる味だけれども、口に入れた瞬間は野菜をよく煮込んだ風味が広がる。これは天下一品を非常に上品にした…というより、一蘭の味に近いのかも。
しかし…こういう「ラーメン高級店」にありがちな意図的に少ない盛りなので、追加で半替え玉とライスを追加する。ラーメンは味と量のコンビネーション*2だと思うので、これは多少のマイナス。でも、それより気になったのが店内の暑さが尋常でないこと。ラーメンは寒いところで食べて一番うまいと思うので、これは厳しかった。昨日は湿気が非常に高い上に、店内はSRC造*3なんで。
ま、そんな難点もありますが、店内の照明はやや落とされていて、雰囲気自体は非常にいい店です。盛りが少ないというのは、むしろ女性をターゲットとしている表れですし、実際女性客も多いです。値段は張りますが、ちょっとおしゃれなラーメン屋、という事で無難にお勧めできるお店でした。

*1:日本人は甘い、辛い、しょっぱい、すっぱい、苦い、うまいの6種類の味を感じる事が出来るという。最近、自分の身の回りで渡米する人間が多いが、そのお土産を食べるに米国人はあまい、でかい、脂っこい、くどいの4種類しか味覚が無いと思われる

*2:僕は基本的にラーメンというと、メインディッシュだけれどあくまでコンビネーションプレートの一部だと思ってます。だから、ラーメンは無難かもしれないけれど、フリーのキムチが絶品でライスとコンビを楽しんだり、チャーハンや餃子もいける、という店の方が実質的に利用率は高いです。こういったラーメンオンリーのお店は「ここで書いている程、行っていない」のです

*3:鉄筋コンクリート造の事。打ちっぱなしのコンクリート壁が店内を囲ってました