プラネテス#4

アニメですから、演出でこういう極端な…つまりはデフォルメを行っているのですが、多かれ少なかれ、こういった事はあると思いますよ。僕も偉そうに大上段からぶった切っている様に見えますが、大企業やら官公庁の威光を存分に振るっているって事にはあまりかわりが無いかもしれない。
よくやる手としては「何某のよしつねですが…」という前振りやら、いまいち気の利かない相手に名刺をおもむろに出したりとか。
でも、こういうのは御神刀とか武力・・・特に戦艦だね、と、同じで、使わずに済むならそうしたいし、持っているっていう意識が余裕を生んだりする代物だと思う。
あーどっちかって言うと、居合と同じで「抜き身は死」ってモノなのかもしれない。本当は。
ただ、自分は名刺を持たせられているとは言え、厳密にはそれなりの待遇のアルバイトですから、こういう考え方なのかもしれない。
組織に所属していて自分の意見を通すとなると、徹底抗戦か搦め手か、なんですが段々覚えてくるんですよ、搦め手。波風立てずに自分の意見を通すって方法。
う…なんかかなり話がずれた。
つまるところ、権力なんてものは、よほど相手の規模が段違いじゃないとポテンシャルとしては有効かもしれないけど、直接的な影響力にはなりにくいかな?と。
でもまぁ中には居るんですよ、アニメにも出てこないような権威原理主義な御仁が。そー言う人を如何にねじ伏せる事が出来るかというところが、人生の醍醐味なんじゃないかな?