だんだん解ってきた名古屋の立てこもり

配送の委託業務でのトラブルって奴みたいですね。業務委託…というか、配送業全体に言える事なんですけれども、あんまりいい噂を聞かないですね。委託業務は仕事があってこそですから、このお寒い時期、一人当たりのシェアなんてタカが知れちゃってますから、少なくとも広告通りに収入を得るってのは難しいかと思います。佐川ほどじゃないにせよある意味営業、否、寧ろ営業そのものって感じですからね。
業務委託の常としては、実利を得るのにブランクが出来てしまうので、最初が一番きついですし。看板料としての配送車は高い。そして必要経費でゴリゴリに削られたら手元には大して残らないんじゃないんだろうかなぁ。
例えば額面で40万だとして、看板料込みで130万(業務用ナンバー取得込み)の車の払いを5年ローンだと3万位? 毎月のロイヤリティが3万? ガス代が一ヶ月満タン5回で2万? 凄く大雑把で既に8万いっていますからね。それにこれは40万と言う「理想のパターン」ですから、殆どの人が半分くらいの稼ぎとしたら、そりゃ厳しすぎる気がするな。
で、件の爆発だけれども、事件当時は暑かったのかな? 名古屋の当時の温度は解らないけれども、普通、ガソリンはあんな爆発は起きにくいんですよね。例えば映画のワンシーンみたいに液体の状態のガソリンに煙草程度の火から引火するってのはまず無理なんですよね。逆に気化すると、静電気で引火してしまいます。これは最近頻発する事故の一つです*1。クーラーを意図的に切ったとは思えないけれども、最近の節電対策の所為で気化した事は十分に考えられますね。
いずれにしても…。
仕事を決める段階でも、窮地に陥った時でも、あまりにも短絡的な思考でけりをつけたがる人間が多い気がするなぁ。

*1:本来、ガソリンスタンドではこうした事故を防ぐために、敷地内に水を撒いている。ガソリンスタンドの良し悪しを図る上で簡単な方法である