頭文字I ExtraStage
※ 誤解無きよう注釈入れますが、以下は車のバトルではなく「いただきストリート3」のリプレイをよしつねの脳内で変換したものです。尚、題材として頭文字D 11巻(須藤京一vs高橋涼介、アニメ2nd StageやゲームSpecial Stageストーリーモードでも可)を見ておく事をお勧めします。
- 「何かいいたいことはあるか…ベル…。」
- 「別に…今日の交流戦は、俺とお前の対戦が全てだ。」
- 「くっくっくっ…望むところだ、始めようぜベル…本物のバトルって奴をな!」
- 「勝てる…このバトル、勝てる!! こうして後ろについていると、ベルのやろうとしている事が手に取るようにわかる…。」
- 「流石に並の走り屋じゃないぜ…きれいにお店を買っていく…カルドセプトで鍛えた俺の目から見ても…お前の購入ラインは完璧だぜ!!」
- 「俺はな…ベル!! 忘れちゃいないぜ、一年前、お前に言われた事をな!」
- 「いい気になるなよベル…絶対的な周回を重ねるのがいただきストリートだ…」
- 「モノポリー仕込みのテクニックがストリートの幼稚なテクニックに劣る訳が無いんだ!!」
- 「お前がどう思うと勝手だが…俺の考えは少し違う…。」
- 「いただきにはいただきのテクニックがある!! モノポリーやカルドセプトで身に着けたテクニックだけではいただきを極められない…」
- 「そんな事は無い!! ありえない!!」
- 「…よしつね…自論の優位性を証明したかったら俺に勝ってみろ…それが出来なければ机上の空論だ」
- 「その言葉…覚えておくぜ…次は負けん…同じ悔しさを必ずお前にも味合わせてやるぜ…」
- 「俺は忘れちゃいないぜベル。お前も多分良く解っているはずだ!!」
- 「今日のバトルは…互いのいただきに掛ける哲学と信念の全てを掛けたバトルだって事をな」
- 「いただきにはいただきの…テクニックがあるとお前は言ったな…」
- 「最短距離を大胆にカットするライン取り…スイッチアンドターン、そしてラッキーカードのワープ…確かにお前は速いぜ!!」
- 「だがそれのどこがいただきのテクニックなんだ!? お前のやっていることはモノポリーそのものだぜ!!」
- 「速さに拘れば結局、いきつくところはモノポリーのテクニックしかないんだ。俺の信念が揺らぐことはない!!」
- 「ここからだぜ!! どこでもカードシステムと4倍買いの真価は!!」
- 「いい店に仕上げたな…よしつね…4倍買いとは思えないほどよく止まる店にどこからでも投資する資金繰りの良さ…」
- 「くるっと回ってドカンと請求する買物競争じゃ…手も足も出ないぜ…」
- 「手が付けられないほどの投資力だな、間近で見せられると改めて舌を巻くぜ!!」
- 「だが今はじめて気がついたわけじゃない…一周目の段階で解っていたことだからな!!」
- 「そうだろうな…思っていた通りだ…」
- 「息苦しいぜ…なんなんだ、このプレッシャーは…!? ゴールはもうすぐそこだ!!」
- 「ぞくぞくするぜ最高のゲームだ!! のるかそるかワンチャンス!!」
- 「チラチラと見え隠れする、針の穴のような突破口を突く!!」
- 「周回サラリーを足がかりにして…チャンスを作り…お前の唯一の弱点を突く!!」
- 「ここまでおとなしくついてきたのは…ドタン場での一発勝負に備えて株価を温存するためだ!!」
ダァン! プッシャァァァー!!
- 「よしつね…お前の突破口は…株だ…」
- 「お前の弱点は…株価下落への恐怖心を克服できていない事だ…」
パァァン!
- 「はっきり言えば!! 株売りがへたくそってことさ!!」
神がかりの購入スピードで大外から株価を上げていくベル!!
激しくプレッシャーを掛けよしつねの宇宙飛行士のインサイドの店舗にはりつけてさいころの自由度を奪う!!
- 「ベル…て…てめぇ…このヤロオーッ!!」
- 「なせだベル…どうしてもわからねえ…おれとお前のいただきのどこが違うのか…」
- 「よしつね…お前の弱点は株価操作だ…株価操作が全部という訳じゃなくある特定の条件の株価操作に限って弱点が顔をのぞかせる…」
- 「株…だと?」
- 「株価の下落というのは本来、資産の下がるデッドゾーンだからな…10株売りに攻めれば投資がいつ飛び出して来るかわからない不安が株売りにはつきまとう…」
- 「誰でも100バーセント売り抜けは行けない…だが経験と努力しだいでそれを100に近づけることは出来る…」
- 「わかるか…よしつね…そこが違いだ…カルドセプトでは株を売り抜ける技術なんて必要じゃないことだからな」
- 「カルドセプトには株価操作が無い…付け加えるならば…モノポリーには株が無いんだ!!」
- 「負けたぜベル…見えたと思ったお前の背中が…またかすんでいく。まさに公道(ストリート)のカリスマだぜ…!!」
…2タテで負けました。次は必ず勝つッ!