不倫の文化は根付かない
恋愛ってのは、国民性が如実に現れると思う。というのが僕の意見。
今朝…題名のない音楽界21のピアノで良い感じにこっくりこっくりした後の、サンデープロジェクトで『愛の流刑地』の著者を呼んで、朝っぱらからエロエロと熱いトークを繰り広げている訳ですよ。
正直、番組の趣旨が全く持って不明だけれど、日曜の朝からエロス連呼という状況、それだけは面白かったんだが、しかし。
なんつーかね、不倫の末自滅、というのはどうなんでしょう?
恋愛それ自体は自由でも全然、構わないと思うけれど、察しと思いやり*1の日本人、特に僕みたいに保守的改革派*2からすると、どうやっても同意できないんですがねぇ…モラル以前に。
んで、思い出したのがこのリンク。
- [etc]なんとなく日経をdisってみる もしくはディスコミュの溝は金で埋まるのか
あーなるほど、僕が同意できない訳が解りました。
確かに、全然楽しくなさそうだ。だから同意できないんですよね。
確かに恋愛は山あり谷あり、良く言えば努力、悪く言うと苦行の連続って側面もありますからね。だからと言って、第08MS小隊のギニアス・サハリンよろしく愛など粘膜が生み出す幻想に過ぎん! …とはぶった切れないとも思う。
んでも、失楽園とか愛の流刑地は、ひたすら苦しそうだ。楽しくない。
んで、最後にセックルの真っ最中に『締めて』でしょ? 首を。
これは深読みしすぎかと思うけれど、これらの受け手として、所謂バブル世代がそろそろ差し掛かる訳でしょ? 今40代くらいの、そこそこ金持ちだけれど、スキル的にはかなりアレな人たち。
そうした人たちが、この手の娯楽として楽しむべき官能小説を真に受けてしまわないかなぁと。
そうでなくても、アニメじゃない常識という眼鏡で測れない世代*3ですからねぇ。
ハリウッド映画のオールディーズの恋愛の方が素直に見えてきてしまいますよ。こんな閉塞した行き詰まり感たっぷりの恋愛感って。
…んまぁ、自分が自爆型の恋愛感を持っているから、近親憎悪という側面は否めませんが、ねぇw