ハッタリかましてブラジャーからミサイルまで

えー、かの将軍様の国でミサイル発射云々と言われていますが…。



ええとですね、核弾頭というのは、運用に無茶苦茶な金が掛かる、というのは皆さんご存知なのかなぁ。適切な熱核反応を起こすには、かなり高度なスキルを持つ技術者も必要ですし。
昔、台所で出来る原爆、なんてモノがありましたが、作ることは材料があれば誰にでも出来ても、確実に爆発させるには、非常に高度な技術が必要なんですよ。
そも、ミサイルというものはロケットと異なり目標に叩き込むにはものすごい技術が必要なんですよね。
この辺が参考になると思います。



どうです? これだけの技術が必要なんです。
それが食い物がねぇよ、誰かとっとと寄越さないとみっそー!みっそー!とか抜かしている国が運用できると思えます? 僕はぜんっぜん思えないんですよねぇ。
士気は高そうに見えて、実際は恐ろしく低いと思うし。


大体、最新型のテポドンとか言っても、どうせ2段目以降は中国製スカッドの改修でしょうし、信頼性は湾岸戦争が示した通りです。あまり高くありません。
また、同じくあまり信頼性は高いとは言えないものの、日本は仮にもペトリオット*1を配備もしている。
要撃機からのインターセプト、というのは想定外だろうけれど、米軍はそういうの、想定しているって話だしね。


いずれしても、北朝鮮のブラフを用いた外交はウザくてかなわない、とは思います。
将軍家に生まれたならば、地上の楽園でしょうけれど。というか将軍家に生まれたいです。頼むっ!

*1:パトリオットミサイルを空自ではこう呼ぶ。しっかし何とも情けない呼称だよなぁ