フリーランサーとKIHACHI

という訳で、某所での勤務も今日が最後。
正直、一ヶ月休養を入れようかとも思ったんだけれど、思いの他、早くに次の業務を紹介されてしまったので、とりあえず引き受けてしまった。


さておき。


こちとらドライでキャッシュな傭兵家業、契約終ればハイそれまでよ〜♪
…というのが、今までの常だったんですけれどね、お互いに。


最初は流通前の新発売の缶ビール。酒販課の女性から。
それから、人事の部長が煙草部屋で激励の後にがっちり握手。
終礼が終れば、担当の女の子二人からKIHACHIのプレゼント。
その後、物流戦略の女の子からお礼の電話、エレベータでは経理と人事の女性から残念残念と連呼される。
最後の最後までマニュアル書きという暴挙にも拘らず、担当課長から激励と握手。


僕のフルスペック*1は残念ながら出せなかったし、これから、会社が色々と面倒がありそうだと思って、契約更新はしなかったのだけれど…こんなにも気にしてくれた人がいるとは、正直、気付かなかった…。
それに、こんなにも心のこもった歓送を受けたのも、この商売を始めて、初めての事でした。


うーん…もったいないことしたと、ちょっと後悔もしている。
今回、はっきり解ったな。僕は、上流でユーザの顔も見えず、意見も聞けない仕事をするより、面倒でエンドレスでも、みんなの喜ぶ顔が見える方が楽しく仕事が出来る。


ここを読む事は決して無いと思うけれど、僕はみんなの為に働くのが本当に楽しかった。
そして、これからもユーザの顔がよく見えるところで仕事をしたいと思う。

*1:サーバ・クライアントのセキュリティとネットワークが僕の武器だと思っている。知識レベルは並だけれど、適応能力だけはある…と、思う