DEAD OR ALIVE 4 Xbox360

ninaさんのところでDOA4のパッチリリースと難易度問題を挙げていたので。


僕の私的な意見として。
ゲームというのは、特に繰り返し遊ぶタイプのゲームはインセンティブが重要だと思います。ご褒美が無いと作業になってしまいますからね。


そういう意味では、スパーリングのエクササイズをクリアすると、そのキャラクターのシステムボイスがゲットできる、というのはいいアイディアだと思いました。よしつねよろしく声優萌え限定かもしれませんが。


難易度に関しては、素直にイージー設定を用意すればいいと思います。
隠しモードとかハイレベルプレイでより難しいモードを出力すれば良い訳で、それもダウンロードコンテンツでリリースできるのがXboxの利点なのですから。
パッチリリースをちょっと長めに取れば、十分なインセンティブになると思うんですが、如何でしょうかネェ?


Xnewsさんのコメントも見ましたが、やはりシステムの説明は必要だと思います。
僕としては、エクササイズで全ての技を解説していないのは駄目だと思います。キャラのフルスペックを使いこなせるようになってからが、格闘ゲームが面白くなるのですから、隠し技は基本的にゲームを続けさせる効果よりゲーム自体を放棄させてしまうデメリットの方が大きいと思いますよ。
とにかく、打撃・ホールド・投げの基本システムから、オフェンシブホールドやダウン投げといったキャラ固有のものまで、可能な限り網羅して欲しいと思います。
PS2版のVF4では、この辺が充実していましたから、是非参考にしてもらいたい次第です。VF自体のゲームシステムは、既にプレイヤーの技術力一辺倒で、動脈硬化状態にあるので、今からプレイしようとは思えませんが、こういう細かい配慮は明らかに上。


CPUの難易度設定…特にアルファの超反応&如何様コンビネーションは、格闘ゲームプレイヤーでこそなんじゃあれで済みますが、初心者にとっては絶対クリアできないハードル以外何者でもないとなっているのは頂けません。
コンティニュー回数に応じて無敵コンボとか超反応を回数を減らすだけでも、ぐっとプレイしやすくなると思うのですが。そうでなくても、十分に歯ごたえのあるラスボスですからね。


僕はゲームは売り上げも重要だと思います。
最近はよく「素人になびくな」とか「ヌルゲーイラネ」とか聞きますが、それはひいては既にニッチな格闘ゲームプレイヤ自身の首を締めていること、他ならないわけです。
既にニッチなのですから、間口を広げないと死、あるのみです。
とにかく初心者に優しくしてあげなければ、貴方の対戦相手はCPUのみ、何て事になりかねませんよ?僕はそんな寂しい格闘ゲームで遊びたくないです。


格闘ゲームに限らず、ゲーム全般に言えることなのですが、
ヘルプ、エクササイズには十二分に注力してもらいたいと思います。練習が楽しめなければ、本編を楽しむなぞ絶対に無理な話、なんですから。
特にアクションやシューティング、格闘ゲームは。


難易度を上げるのはシステムを提供する側から見て、比較的容易だと思うんですよね。
適度なスパーリングが出来る難易度ってのはとても難しいとは思うんですが、それこそがゲームの肝だと思うんですよ。
最後に極論。
お客様に喜んでもらえるシステムは誰でも扱えるシステムで無ければならない。
これはゲームデザイナーもシステムエンジニアも同じ、だったりします。


最後の最後。
本当に格闘ゲーム…いや、ゲーム全般を楽しみたいならば、昨日書いた様に良い師を見つけるというのが、一番です。


うは、気が付けばこんなに書いている。トラックバックで正解でしたw