24時間集中でやる意味

夏って言うと日テレの24時間テレビ、フジの27時間テレビってのが地上波の風物詩、なんでしょうけれど、実は僕、あんまりこれって好きじゃないんですよね。
ま、以降は非常に厨な物の見方なんで、アレなんですけれど、ここはそういう場と言うことで、進めさせていただきます。今回は元祖の方から言ってみましょうか。
日本テレビ24時間テレビって、年を経るごとに惰性になってきている部分が見受けられてげんなり、というのがあります。いわゆるイベント間のつなぎの部分で、福祉とは全く関係無い事をしていたり、真面目さというか緊張感に欠けるものだったり、かと思えば逆に思い切り引く絵とか。
次にマラソン。アレって一体、僕の中ではどう解釈すればいいのか全く持って理解に苦しみます。いや、走る本人と支援者に意味はあっても、視聴者たる僕にはさっぱりです。
そして、24時間放送。今のテレビは殆ど24時間流しっぱなしと言っても良いし、衛星、ケーブルは事実24時間放送が常だし、ネットがあればテレビが無くてもフォローできそうです。その中で、莫大な金を掛けて、大幅に下回る募金を集めてどうするのってのが。いや、募金ってそういうもんじゃないだろう気持ちの問題というか問題定義というか意識喚起というかそれがあるからこそだろう云々。僕はこれ、違うと思います。そうしたなぁなぁ気分が今まで福祉を食い物にされてきた実態の苗床となっていると思うんですよね。どうせやるならば限界までの低予算の制作費で、制作費ペイ以上の部分は全額募金だったら納得してみるかも。
全体的な内容はとにかく底が浅い割にはしつこく諄い。障害者を晒し者にしているって言われているけれど、概ね同意です。
打開策って無いのかねぇ。長編の手塚アニメを流していた頃にはかなり真面目に見ていた記憶があるんですが、それがアンパンマンに変わる頃にはすっかり見なくなって、最近ではうっかりチャンネルが合ってしまうとよしつね愛飲のアルカリイオンの水のボトルに一円玉を詰めるだけ詰めて司会者を片っ端からフルスイングにしたくなるんですよねぇ・・・ふぅ。あ、打開策か。うーん・・・例えばさ、CMオンリーで1時間とか。浮いた金は全額募金。トゥエンティフォーのCMの流し方は上手かったな。うーん・・・なんだろう。とにかく、テレビってメディアに期待していない分、酷く手段が狭苦しくて使いづらいものに写る。どうしたものか。チャリティーPPVとか?
ところでさ、24時間テレビの出演者のギャランティーって、募金から出されるって本当?