信楽焼とスツールと懐古趣味*2

今日は昼食に中華がどうしても食べたくなりかっぱ橋へ。
何故にかっぱ橋かというとあんだけ調理器具を売って居るんだから、それらを千手観音の如くふるう中華屋*1が存在するはずだ! と藤岡隊長よろしくかっぱ橋行脚を始めました。
しかしそこは天下の道具街、ヘイボォイ! オレたちゃ片手間に道具を売っているんじゃねぇんだYOU!であって、ガーイ! ここにあるホーローナベやジャーにはオレたちのソウルがインテグレィトされてるんだYO!というイカれっぷりたっぷりな道具街の信念を貫いたラインナップにより、見事に飯にはありつけないという危機的状態に追い込まれました*2。それにしても、畏怖さえ感じる調理器具の大海原、もっとよく見たかった。最新式のシステムキッチンは無理ですが、厨房一式揃えたいならば、間違いなく一日どころか三時間で都合出来ます。
しかし、ここの懐の深さは信楽焼狸オンリーショップとか堂々と営業している点にあると思う。オンリーですよオンリー!見栄えの差こそあれ信楽焼の狸だけですよ奥さん!鍵葉でもないのに、しかも常設ショップ、さらに儲かっているっぽい!・・・この世の不条理というか、X-FILEでいうところの奴らの仕業とも思えてなりません。

*1:中華料理店、ましてや中国料理店でもない。中華屋である

*2:のちに500円という激安焼き肉ランチで事なきをえましたが