水清ければ、魚住まず

えー、今から書く事は、ヤニ中で妄想癖たっぷりなソロフィーバー野郎*1の譫言です。
P2P、なんですけれどね。
僕はこれ程便利でエキサイティングな技術は無いと思っています。グリッドと同じくらい・・・寧ろそれ以上に面白いかもしれないです。確かに今のP2Pソフトは怪しげな臭いがぷんぷんするし、その通りの実体なんです。
でもこれは、コンピュータがネットを始めたら、当然予測出来る未来であって、正常な進化だと思う。
確かにMP3の時と同じく、コンテンツホルダーにとっては、自分の飯の種をかっさらうどころか、限りなく無価値化するように見えるんだとは思います。が、しかし!
ここで思うわけなんですよ。
時代の流れに対応できなければ淘汰されるのは、コンテンツメイクの必然だと。無論、そのメイキングの中には流通経路も含まれます。*2それに、コンテンツの値段や価格格差、コンテンツ自体の質の低下etcetc、努力する点は多く見受けられるんじゃないだろうか?
だからって、それを錦の御旗にイリーガルOKというのは、勘違いも甚だしいけれど、俺的永久保存版という価値あるコンテンツでなければとりあえず中身の内容が解ればいいやで終わると思います。コレクターを除いて。
で、個人的な対抗策の候補としては、マーキングした劣化コンテンツやフェイクを大量に流し込むのが「潰す目的」であれば有効かと思いますが、これは有効打になるはずがないのは、現状が証明している。
こういう問題はカルトに似ていて叩けば叩くほど潜在化しより頑強になるものだと思う。
んーじゃあ皆、幸せになる方法はどうすりゃいいのよ、というのはやっぱり企業側の体質改善と啓蒙活動なんじゃないかなぁ。高品質もさることながらどうしても買いたくなるような仕組み*3とか、商品となるコンテンツのアピール方法…既に取り入れられているけれど、コミケなどでの集中広告とかね。
いずれにしても、だ。ここまでP2Pが膨れたのは、コンテンツの魅力もさることながら、その充実振りと入手の容易さ、そしてほんの少しの怪しさということを意識するべきだと思う。

*1:すんません、万が一ここを読んでくれる淑女の方、謝ります

*2:ペプシコーラの流通ルートって、マフィアのコカイン流通ルートと同じだったというのは、いわゆる都市伝説?

*3:初回限定とか受注生産はもうある程度限界にきていると思うけれどどうかな? これは高価なものが使用するべきやり口であって、廉価もしくは無償に近い場合はかえって逆効果になるんじゃないだろうか?