今日の夕食は一蘭

どーも仲町通りのぽん引きの方々は、SEってものを理解しちゃいない。目が虚ろに見えるのはモニター身過ぎ+元々そういう顔であって、顔が赤いのは唐辛子を食った後だからであって、決して酔っぱらってる訳じゃない。加えて酒瓶下げているように見えるのはレッドブルであって、ワンカップとは違うんじゃあゴルァ!
と、たまに派手に怒ると「なんかさー、見た目にまず切れなさそうと言うか謝っちゃうタイプに見えるだけに、怒るともの凄く恐ろしい」という大変失礼な物言いを良くされます。ですがそれは誤解です。僕は怒りの圧縮比がリーンバーンも真っ青な「1:64」くらいなんで、なかなか見られないだけで、普通のにーちゃんぐらいは怒っています。
・・・と、前置きが長すぎましたが、今日の夕食はついに上野にも進出した「一蘭」です。
ここ、普通にラーメン好きと言うレベルだったら、まず間違いなくおいしく食べられるでしょう。確かにラーメン一杯750円は高いし、量も少な目、とりあえず食べた気になるなら半熟卵に替え玉でしめて1000円、かなり高い。普通の店ならば炒飯と餃子がついてもお釣りが来るかもしれない。
しっかしっ、値段分は堪能できる味なんだなこれが! まず半熟卵だが、これが尋常でなく旨い。新鮮で皮がちょっと剥きづらい。食べるとほんのりとした塩味がついており、白身がぷりぷりとして、口の中で楽しい。黄身は半熟らしいとろけ具合で、卵二つで飯一杯は間違いなくいける。
本命のラーメンも凄いぞ。麺はかん水をふんだんに使っている馴染みやすい味。スープは野菜をベースにたくさんの出汁をバランス良く煮込んでおり深い。強いて言えばベースとなる豚骨、返しとなる醤油が強いが味の幅が広いので、集中しないと豪華な味の一言で終わってしまいそう。チャーシューの味付けも絶妙で、醤油ベースだがやはり色んな物で煮ている。秘伝のたれこと唐辛子が強い印象を与える。ただし、これはなれないと辛すぎてしまうので、少な目に注文すると良い。
最後は替え玉。混ぜる前に一房食べると解りますが、かん水の風味が強い。そkれから、かかっている出汁がやはりやわらかい醤油の口当たり。替え玉の時はその出汁もスープの中に投入するといいらしいです。
さて、味はここの店、僕が食べた中でもトップクラスなんですが、一番好きかと言うと、実は違います。それはやはり、独特の食事システム。あのシステム、どうしても食べたら以上、という雰囲気があってあまり好きになれないんですよね。たとえ油染みた壁にメニューが張ってある中華料理屋でも、そこそこ美味くて皆で食事できる状況があれば、それはそれで…。
最後に価格がネックですね。最近のラーメンの値段ではないかなぁ…と。
ま、とにかく味は折り紙付き。本当に美味いラーメンが食べたいならば、一度入ってみる事をお勧めします。上野、六本木で24時間営業していますから。